第77話『三人で初めてのシェアハウス探し』
海外移籍後、初めての給料とクレジットカードで自由を手に入れた三人。しかし、生活拠点も必要になり、ついに三人で住む家を借りることを決意する日がやってきた。
「…本当に借りられるかな」
玲奈が胸を押さえながら、小さく不安げに呟く。
「私たち高校を中退したばかりだし、信用情報とか…大丈夫かな」
翔太も腕を組み、少し眉を寄せる。
「しかも、海外の銀行口座と契約書はあるけど、住居審査はどうなるんだろう…」
美咲は元気を出そうと、両手を握って笑顔で言う。
「大丈夫だよ!三人で住むってことだけで、もう信頼感あるはず!」
三人は街中の不動産会社に向かう。
海外仕様の高層ビルの一角にあるオフィスは、きらびやかで少し緊張する雰囲気。
担当者が資料を広げ、三人に説明を始める。
「こちらの物件は家賃も高めですが、セキュリティ完備で撮影や仕事に便利です」
玲奈が胸を押さえながらメモを取る。
「…撮影スタジオまで近いのは助かる」
担当者はさらに話を続ける。
「ただ、審査があります。契約者は18歳以上で安定した収入が必要です」
翔太が眉をひそめる。
「…僕たち18歳だけど、収入は契約金だけだし…通るかな」
美咲も不安そうに小さく呟く。
「初めてのシェアハウスなのに…審査で落ちたらどうしよう…」
担当者は微笑む。
「ただ、海外モデル事務所の契約書と銀行残高証明があれば、問題なく審査は通りますよ」
玲奈は少し安心し、胸を押さえながら深呼吸する。
「そっか…契約書があれば信頼できるんだ」
翔太も小さく頷く。
「よし…なら提出書類を揃えよう」
三人は手続きを進める。
契約書、銀行残高証明、パスポートなど必要書類を提出すると、担当者が書類を確認する。
「ふむ…問題なしですね。審査は通りました」
三人は顔を見合わせ、自然と笑みがこぼれる。
「やった…!」
玲奈が胸を押さえながら小さく笑う。
「これで私たち、三人で新しい生活が始められるんだ…」
美咲も元気に叫ぶ。
「自由だー!最高!」
翔太は少し照れながらも頷く。
「これから毎日が、自分たち次第で作れるんだな…」
契約が完了し、鍵を手にした三人。
初めてのシェアハウスは、白を基調にした広いリビング、撮影に使える小さなスタジオスペースも完備されていた。
玲奈が胸を押さえながら窓際に立つ。
「…これが、私たちの新しい家か」
翔太はソファに座り、深呼吸。
「これからは、ここが私たちの拠点だな」
美咲は元気にジャンプしながら言う。
「三人で頑張って、ここで世界を目指そう!」
三人は胸を高鳴らせながら、新しい生活と挑戦の日々を迎える準備を整えたのだった。




