第75話『初給料とクレジットカード作成の指示』
海外移籍後、初めての撮影が終わり、三人のもとに待望の初給料が振り込まれる日がやってきた。
玲奈はスマホの銀行アプリを開き、画面を見つめる。
「…うそ…数字が大きすぎて目が追いつかない」
残高には、契約通りの月380万ドルが振り込まれていた。
翔太も画面をのぞき込み、胸を押さえながらつぶやく。
「…これが…俺たちの初給料…」
美咲は驚きと喜びで両手を握る。
「夢じゃないんだ…本当に振り込まれてる!」
三人は顔を見合わせ、自然と笑みがこぼれる。
「これで…自由に活動できるね」
玲奈が小さく頷く。
「でも、使い方考えないと…」
翔太も真剣な表情になる。
「うん、無駄遣いはできない…」
その時、マネージャーが近づいてきた。
「ところで、皆さん、次の指示です」
三人は顔を見合わせる。
「今後の撮影や旅費の管理のために、クレジットカードを作るように」
玲奈が驚く。
「え、クレジットカード…ですか?」
マネージャーは頷く。
「はい。海外での活動では必須です。買い物、撮影道具、交通費、宿泊費など、全てカードで管理します」
翔太は胸を押さえながらも少し照れ笑い。
「なるほど…大人になるってこういうことか…」
美咲は元気よく言う。
「じゃあ、一緒に作ろう!三人揃って管理すれば安心だし!」
玲奈も頷く。
「うん、でもちょっと緊張するな…海外でのカードってどうやって作るんだろう」
マネージャーは資料を差し出す。
「手順は簡単です。パスポートと契約書、身分証明を用意すれば、各銀行で発行できます」
三人は銀行に向かい、初めての海外クレジットカード作成に挑戦する。
手続きの途中、スタッフから「サインはこちらに」「限度額は高めに設定します」と案内される。
玲奈は胸の膨らみを意識しつつも、少し緊張してサインする。
翔太も真剣な表情で手続きを進める。
美咲は笑顔を見せながらも、初めての海外金融の仕組みに少し戸惑っていた。
手続きが終わり、三人それぞれにカードが手渡される。
玲奈がカードを見つめ、微笑む。
「これ…私たちの武器になるんだね」
翔太も胸を押さえながら頷く。
「うん、これで活動の幅が広がる」
美咲は拳を握る。
「さあ、これでさらに世界に挑戦できる!」
スタジオに戻る三人。初給料とクレジットカードの存在は、海外モデルとしての自覚と責任感を一層強くするものとなった。
玲奈がつぶやく。
「夢の舞台…現実になったんだ」
翔太も笑顔で答える。
「これからもっと成長するための第一歩」
美咲は元気に言う。
「三人で力を合わせて、世界中に名前を届けよう!」
三人は胸を張り、これからの挑戦に胸を高鳴らせながら歩き出した。




