第69話『クラスで翔太・玲奈・美咲の送別会』
高校最後の1日。放課後、教室にはいつもと少し違う雰囲気が漂っていた。
机の上にはお菓子やジュース、手作りの飾り付けが並べられ、クラスメイトたちの楽しそうな声が響く。
「今日は、特別な日だからね」
担任の先生が笑顔で話す。
「翔太くん、玲奈さん、美咲さんの送別会です」
三人は胸に手を当てながら少し照れくさそうに教室に入る。
教室中の視線が三人に集まり、拍手が起こる。
翔太は胸の膨らみを意識しつつも、深呼吸して前に進む。
「…ありがとうございます」
玲奈も小さく笑顔を作り、声を震わせながら言う。
「みんな…本当にありがとう」
美咲も明るくうなずく。
「最後の日、楽しく過ごそうね!」
クラスメイトたちは三人との思い出を振り返りながら、手作りの色紙やメッセージカードを渡す。
「翔太、女装でもカッコいいし、頑張ってね!」
「玲奈、文化祭も写真集も本当にすごかった!」
「美咲、モデルとしても学校でも元気いっぱいで最高!」
三人は胸が熱くなるのを感じる。
「みんな…ありがとう、本当に嬉しい」
玲奈は目に涙を浮かべながら、色紙を握りしめた。
翔太も少し目を潤ませつつ、微笑む。
美咲は肩を叩かれながら笑顔を返す。
送別会はゲームやお菓子、思い出話で盛り上がった。
教室の中は笑い声と温かい拍手で包まれ、三人の高校生活の最後の1日は特別な空気に満ちていた。
「翔太、これからも頑張ってね」
「玲奈も、美咲も、負けずにね」
クラスメイトの声に、三人は深くうなずく。
翔太は胸に手を当て、微笑みながらつぶやく。
「…学校を離れるのは寂しいけど、みんなの気持ちが励みになる」
玲奈も胸を押さえ、少し照れながら笑う。
「これからも頑張れる気がする」
美咲も肩を叩き、元気よく言う。
「私たち、三人で最高の未来に向かおう!」
教室の外に出ると、校庭には夕日が差し込み、温かい光が三人を包む。
胸の膨らみやブラの装着を意識しつつも、互いに手を取り合い、新しいステージへの一歩を踏み出す。
クラスメイトたちとの思い出と友情を胸に、翔太、玲奈、美咲の三人は未来への希望で胸をいっぱいにして歩き出した。




