第68話『翔太・玲奈・美咲、クラスに事情を話し、高校最後の1日』
高校を退学する決意を固めた翔太、玲奈、美咲。
文化祭やスクープ、葉月の嫌がらせを乗り越えた彼らにとって、残された学校生活は最後の1日となった。
朝、教室に入る三人。
いつもと変わらない光景が広がるが、胸の奥は少し緊張していた。
「…今日は、みんなに大事な話があります」
玲奈が手を胸に置き、声を少し震わせながら話し始める。
クラスメイトたちは、何か特別なことがあると察し、静かに注目する。
翔太が続ける。
「僕たち…この学校を退学することにしました」
「え…!?」とざわめく声が教室に広がる。
美咲も深呼吸して、クラス全体を見渡す。
「理由は…モデル活動に専念するためです」
「私たちの進む道を、もっと真剣に考えた結果です」
玲奈は胸に手を当てながら、勇気を出して言葉を続ける。
「今まで学校で過ごした時間は、すごく大切でした」
「友達との思い出も…授業や文化祭も、全部忘れません」
クラスの何人かの目に、涙が光る。
教室内は静まり返る。
葉月も隅で少し表情を緩め、翔太たちの決意を理解したようだった。
美咲が微笑みながら付け加える。
「私たちは新しい道に進みますが、これからも応援してほしいです」
クラスメイトの中には、涙を流す子もいて、自然に拍手が起こる。
玲奈はうつむきながらも、胸の膨らみを意識しつつ、精一杯笑顔を作る。
「みんな…ありがとう」
翔太も微笑みを返す。
「最後の1日、楽しく過ごそう」
美咲も笑顔でうなずく。
「そうだね、最高の思い出にしよう!」
その日、三人はクラスメイトと一緒に過ごし、教室でおしゃべりをしたり、校庭で笑ったりして過ごす。
文化祭の準備の余韻や、授業での小さなハプニングも、すべてが特別な思い出になる。
放課後、校門で三人は立ち止まり、教室で過ごした最後の瞬間を思い返す。
翔太は胸に手を当て、柔らかく微笑む。
「学校生活、楽しかったな…」
玲奈も少し照れながらうなずく。
「私も…これからも頑張れる気がする」
美咲も肩を叩き、元気に言う。
「さあ、モデルの世界へ出発だね!」
三人は胸の膨らみやブラの装着を意識しつつも、互いに励まし合い、新しいステージへと歩き出した。
高校最後の1日は、友情と勇気、そして未来への希望で満たされていた。




