第66話『葉月の嫌がらせで、翔太・玲奈・美咲が高校中退を考える』
文化祭やデートスクープ、そして葉月とのやり取りから数日。
学校生活は、以前よりも注目と注目に伴うプレッシャーで満ちていた。
放課後の教室で、翔太は机に突っ伏していた。
胸に手を置き、膨らみを意識しながら深呼吸する。
「…もう無理かも…」
美咲が隣でため息をつく。
「最近、葉月の態度がエスカレートしてる…」
玲奈も小さくうつむき、声を震わせた。
「私たち…もう学校にいる意味あるのかな…」
葉月の嫌がらせは日に日に巧妙になっていた。
教室の中で陰口を叩かれることもあれば、廊下で突然呼び止められ、胸や服装をからかわれることもあった。
「また、胸を強調してるとか言われた…」翔太は胸を押さえながらつぶやく。
美咲も肩を落とす。
「クラスメイトの視線も…なんだか冷たくなってきた」
玲奈は涙をこらえながら、机の角に手を握りしめる。
「もう…私たち、高校辞めたほうがいいのかな…」
三人は一緒に座り、互いの顔を見つめる。
「…でも、モデルの活動もあるし…スクープもあったし…」翔太は言葉を詰まらせる。
美咲は腕を組み、悩むように唇をかむ。
「辞めたら…せっかくのチャンスも全部失うよね」
玲奈も小さくうなずく。
「でも、学校にいると…葉月のことが怖くて…胸も張れない」
三人はしばらく沈黙した後、話し合いを始める。
「…高校中退して、モデル活動に専念するっていう選択肢もあるかも」翔太が言う。
美咲も考え込む。
「でも…両親や事務所はどう思うかな…」
玲奈は胸を押さえ、震える声でつぶやく。
「でも、毎日怯えてるより、前に進むほうがいいのかも…」
互いに胸の膨らみを意識しながら、自然に立ち振る舞おうとしても、学校内での嫌がらせは重くのしかかる。
三人は心の奥で、中退してモデルとして生きる覚悟を少しずつ固めていく。
その夜、三人は連絡を取り合い、次の日に親や事務所と相談することを決める。
「明日、話そう…私たち、どうするか決めるんだ」
翔太も深く息を吸い込み、胸を意識しながらうなずく。
「うん、みんなで一緒に決めよう」
美咲も肩を叩き、微笑む。
「怖いけど…三人でなら、きっと乗り越えられるよ」
翌日、三人は胸の膨らみやブラの装着を意識しつつ、家族や事務所に相談するために向かう。
学校の嫌がらせは、彼らの決断と覚悟を試す試練となっていた。




