第44話『水着写真集で問題発生』
写真集が発売され、好評を得ていた玲奈と美咲。
だが、出版社からの次の企画――水着写真集――が、予想外の波紋を呼ぶことになった。
放課後、教室で玲奈と美咲は友達と談笑していた。
そこへ、数人の女子が近づいてきて、ささやき声が聞こえる。
「ねぇ、水着の写真集って…ちょっと…大丈夫なの?」
「クラスの子たち、どう思うんだろうね…」
玲奈の胸は少しざわつく。
(え…やっぱり…これ、問題になるの…?)
美咲も眉をひそめる。
「でも、私たちの体型とか表現力を見てもらうための写真だし…」
「うん、でも…クラスでどう反応されるか心配だね」
翌日、SNSや学校内でささやきが広がり、教室の空気は微妙に重くなる。
一部の男子も好奇心から話題にするが、女子たちの嫉妬と不安の入り混じった視線が玲奈に向けられる。
「玲奈…私たちのこと、どう思ってる?」
美咲が小声で尋ねる。
玲奈は深呼吸して答えた。
「私は…夢のためにやってるだけ。誰に何と言われても、自分らしくいることが大事だと思う」
放課後、家に帰ると、家族が待っていた。
父・玲輝は優しく言った。
「水着写真集で世間の反応は色々あるだろう。でも、自分の表現に自信を持つんだ」
母・美琴も微笑む。
「批判や嫉妬は必ずある。でも、あなたたちはちゃんと努力してる。それを誇りに思いなさい」
兄・玲央も力強く言った。
「弟(妹)のこと、俺が守るから安心しろ」
玲奈は胸が熱くなる。
(家族がいる…友達も応援してくれる…私は負けない)
そして、玲奈はSNSや学校でのささやきに対しても、堂々と前を向くことを決意する。
「夢に向かって進むんだ。誰に何を言われても、私の道は私のもの」
水着写真集による波紋は大きかったが、玲奈は自分らしさと家族・友達の支えで乗り越える覚悟を胸に刻んだ。




