第43話『写真集発売!でもクラスで嫉妬の目』
関コレや撮影を経て、玲奈と美咲はモデルとしてさらに注目されるようになった。
そして、ついに二人の初めての写真集が発売されることになった。
放課後の教室。
玲奈は窓際で写真集を開いてみる。
ページには、関コレやスタジオでの自然な笑顔、華やかな衣装姿が並んでいた。
「うわぁ…私、こんなに表現できてたんだ…」
玲奈は感動と少しの照れを覚える。
美咲も隣でページをめくりながら言った。
「玲奈、すごいよ。私たち、ちゃんと形になったね」
「うん…でも、ちょっと恥ずかしいかも」
だが、教室の空気はいつも通りではなかった。
数人のクラスメイトの女子が、玲奈と美咲をちらちらと見ている。
「え…玲奈と美咲、写真集出したんだ…」
「すごいけど…ちょっとムカつくかも」
嫉妬混じりの視線を感じた玲奈は、少し胸が痛む。
(みんな…どう思うんだろう…)
その時、美咲が小さく玲奈に耳打ちした。
「大丈夫、私たちは頑張ったんだし、堂々としてればいいよ」
玲奈は深呼吸して、笑顔を作る。
「うん…そうだね」
放課後、数人の女子が近づいてきた。
「玲奈、写真集見たよ…すごいね」
「美咲も可愛く写ってる!」
その声に、玲奈は少し安心する。
だが、すぐに別の女子が小声でつぶやいた。
「でも、なんであの二人だけ…?」
クラス内には微妙な嫉妬の空気が漂い始める。
玲奈は気まずさを感じながらも、心の中で決意を固める。
(誰が何と言おうと、私は私。夢に向かって進むんだ…!)
夜、家に帰ると、父・玲輝が写真集を手に微笑む。
「初めての写真集、よく頑張ったな」
母・美琴も頷く。
「これからも応援するわ。嫉妬されるくらい注目されるってことよ」
兄・玲央も肩を叩きながら言った。
「これで弟(妹)の存在感もバッチリだな」
玲奈は胸が熱くなる。
(家族がいて、友達も応援してくれる。これならどんな嫉妬も乗り越えられる…!)
こうして、写真集発売による注目と嫉妬の目にさらされながらも、
玲奈と美咲は夢への道をさらに進み始めたのだった。




