第52話『国際合同プロジェクト始動!初の国際コレクション』
朝のオフィス。玲奈は本社の会議室に座り、ハワイ・オーストラリア支社のオンライン会議を開始した。
「皆、おはよう。今日からいよいよ、国際合同プロジェクトを本格始動します。目的は、全世界向けの初の国際コレクションを完成させること」
翔太は画面越しに笑顔で答える。
「了解です、玲奈社長。ハワイ支社は初の海外向け展示会用に準備を進めています」
沙也加も意気込みを見せる。
「オーストラリア支社も、既存デザインの改良や現地の人気素材の調査を完了しました。チームは万全です」
玲奈は頷き、全員に指示を出す。
「では、本社は国内向けにデザインを統括し、各支社での改善案や現地トレンドを組み合わせましょう。美咲、芽衣、今日の進行は任せた」
本社では美咲が、新商品のコンセプトとデザインラインを海外支社の情報と照らし合わせて修正している。
「海外支社からのデータを反映して、カラーや素材を微調整しました。日本市場でも好評が見込めます」
芽衣は社員300人をまとめ、各担当者にタスクを割り振る。
「撮影チームは昼までにプロモーション用画像を準備。広報チームはSNS配信スケジュールを整理してください」
社員たちは手際よく動き、オフィスには活気が満ちていた。
昼過ぎ、ハワイ・オーストラリア支社との合同オンライン会議が行われた。
玲奈は画面越しに各支社の担当者を確認する。
「ハワイの翔太、オーストラリアの沙也加、今回のコレクションで特に重視する点を教えて」
翔太は説明する。
「ハワイ支社では、現地で人気のデザイン要素を取り入れつつ、日本ブランドらしさを残す方向でまとめています」
沙也加も報告する。
「オーストラリア支社では、素材の選定や現地カラーを重視しました。これで全体の統一感を出しつつ、現地好みにアレンジできます」
玲奈は指示を出す。
「よし、この方向で全支社と本社のデザインを統合し、初の国際コレクションを完成させよう」
午後、本社でのデザイン最終チェックが行われた。
美咲が新しいデザインをスクリーンに映し出す。
「こちらが全支社の意見を反映した完成案です。素材、カラー、形状ともに統一されています」
玲奈は社員たちに向かって言う。
「皆、よくやった。次は撮影とプロモーション準備だ。各支社とも連携し、全世界向けのPR戦略を立てる」
芽衣は社員たちにタスクを振り分ける。
「ハワイ・オーストラリア支社との情報共有を怠らず、全員で統一感のある発信を心がけて」
夕方、全員が進捗報告を終えたころ、玲奈は静かに笑った。
「今日から国際合同プロジェクトが本格始動した。国内外のチームが一丸となれば、必ず世界で成功できる」
美咲も微笑む。
「全支社の意見を反映させたことで、より魅力的なコレクションになりますね」
芽衣は力強く頷く。
「社員たちも、初の国際プロジェクトで自信をつけています。これからの挑戦が楽しみです」
玲奈は窓の外の景色を見ながら決意を新たにする。
「全世界に私たちのブランドを広める――この国際コレクションが、その第一歩になる」
こうして、本社・ハワイ・オーストラリアの三拠点は連携を強め、初の国際コレクションプロジェクトが動き出した。
世界への挑戦は、今まさに始まったばかりだった。




