第51話『本社、国内新企画&海外支社管理』
朝の光が差し込む本社オフィス。玲奈はデスクに座り、ハワイ・オーストラリア支社のオンライン会議画面を開いた。
「おはよう。まずはハワイ支社の進捗から報告して」
画面の向こうで、翔太が元気よく答える。
「おはようございます、玲奈社長。昨日の初イベントは大成功でした。来場者も多く、売上も予想を超えました」
沙也加も続ける。
「オーストラリア支社も、初の販売イベントを無事に終えました。チームも順調に動いています」
玲奈は頷きながらメモを取る。
「素晴らしい。海外支社の成功を受けて、国内の新企画にも反映させましょう」
本社では、美咲がデザインルームで次期コレクションの最終チェックを行っていた。
「玲奈社長、このラインは海外の反応を参考に少し改良しました。色味と素材を調整したので、日本市場でも好評を狙えます」
玲奈はデザインを確認し、満足そうに頷く。
「良いね。この調整で来月の展示会に間に合いそうだ」
芽衣は社員300人を統括しながら、社内の業務進行を管理している。
「今日のタスクは、国内向けのSNS発信と、次のイベント準備です。各担当者は進捗を報告してください」
社員たちはそれぞれ、商品企画、広報、販売戦略の担当に分かれて動き出す。
玲奈は、海外支社から送られてきた販売データを確認しつつ、改善点をメモする。
昼過ぎ、本社の会議室に社員たちが集まった。
「海外支社の初イベントは成功しています。このデータをもとに、日本市場向けの販売戦略を立てます」
玲奈は画面にハワイ・オーストラリア支社の売上グラフを映し出した。
美咲が続ける。
「SNSの反応も良好です。デザインや色のトレンドを少し国内用に修正すれば、さらに販売促進に繋がります」
芽衣も意見を補足する。
「社員一人ひとりに役割を明確にして、展示会やメディア対応もスムーズに進められるようにします」
午後には、国内向けの新商品サンプルをチェックしながら、広報用の撮影を実施。
玲奈はカメラマンと相談し、商品の魅力が最大限に伝わる角度やライティングを指示する。
美咲は撮影後、SNSや広告用の画像データを確認。芽衣はメディアへの配信スケジュールを管理した。
同時に、ハワイ・オーストラリア支社とはオンラインで連携。
「来週の海外支社合同プロジェクトについて、各支社での準備状況を確認してください」
玲奈の声に、翔太と沙也加は画面越しに頷く。
夕方、本社オフィスの窓から見える東京の景色を眺めながら、玲奈は社員たちを見渡す。
「今日一日も、皆よく動いてくれた。国内外の支社と連携しながら、ブランドをさらに成長させていこう」
美咲と芽衣も微笑み、社員たちは満足そうに頷いた。
「次のイベントも成功させましょう!」
玲奈は静かに決意を固める。
「海外支社の成果を日本に反映させ、全世界の市場でブランドを確立する――そのために、全力を尽くす」
本社での新企画と海外支社の連携が始まり、玲奈の会社は国内外でさらなる挑戦の一歩を踏み出した。




