半月
こんにちは、続けて読んでくれてる方、ありです
三日月の次って半月?と思いつつ、考えないのが俺の主義。
でわどうぞ
「私は生まれたときからここにいたわよ?」
最悪な答えだった。
それなら僕もここで生まれたに違いない。
・・・いやまだ諦めるのははやい。
「親はどこにいるの?」
「親ってなによ?」
こいつは[生まれる]という動詞を知っているのだろうか?
親がいなければ生まれることはない。
「まぁいいや。君はどこで住んでいるの?」
「いつもうろうろしてるわよ?」
こ い つ は な ん と か し な い と
「そういえば、前に他の人間がいたって言ったよね?」
「いたわよ。あなたくらいの人だったわ」
「その人、どんな人だった?」
「少し喋った後、帰る って言ってどこかへ言ったわ」
多分呆れたんだろうな・・・。無理もない。
こんな電波少女、類を見ないだろう。
少年は気づく。ある1つの疑問に。
「帰るってどこに帰ったの?」
「さあ?そこまでは聞いてなかったわ。
ただ、この世界には用はない って。」
もしかしたらココから、この世界から出られるんじゃないだろうか?
何か他の場所へ行けるんじゃないだろうか。
「もしかして、ココから出られる入口とかある?」
「だからココってどこよ?」
言っておいて思ったが出られる入口っておかしいなとか思いつつも
希望が見えた。こいつは知らなくてもあるかも知れない。
この何もない世界から出られる方法が。
どうでした?
進んだでしょ?
ただ自分で書いといて、なんですが
段々書き方が幼くなってきた気が・・・
でわまた会う日まで