朝日
こんにちは。ども続けて読んでくれてる方ありです。
今回もまた世界観が変わります。
というか一時、3つの世界観を交互にローテーションしますので。
でわどうぞ
少女は想う。更新しかしない毎日は変わることはないのか。
矛盾しているような言葉だが、人間の一日の全てを
表しているような言葉だ。
そんな少女は今日もセーラー服を整えて家を出る。
「気をつけていくのよー」
母親の声に少女は無反応だった。
母親は小さくなる少女の影を見送る。
そんな少女にも友達はいた。
そろそろ湧いて出てくるはずだ。
「おっはよ~★ァヵリぃ~~」
「おはよう、沙希ちゃん」
これが唯一無二の親友沙希。
何かと気が合うようで幼稚園のころから一緒の
幼馴染。大学でも一緒でありたい。
「アレレ~今日は微妙に元気ないね~どしたの?」
「ありがとう。でも心配ないよ」
「心配するのが親友の務めだもん。ホントに大丈夫?」
「…朝のヨーグルトが腐ってたのかも」
テキトーな理由をつけてみたが、今思えば
元々ヨーグルトなんて発酵しているから
買ったときから腐ってるようなものだ。
「いいえ、それはケフィアです♪ってね?そりゃ大変。
そうだ、ビオフェルミン持ってるよ?」
「…ヨーグルトでビフェイズ菌は取れてるよ」
「そりゃそっかッ」
少女は思う。何故この女は常時ビオフェルミンをもってるのかと。
だけどそんな考えもすぐに消し飛ばされた。
「ヤバいよ、あかりっ遅刻遅刻」
「ホント?走らないとダメかな」
「そうだね、この時間だと…ってァヵリ~~待ってぇ」
言い忘れていた。少女は性格に似合わず運動部である。
「速すぎるってぇ~~ちょ、待ってェェ」
それも陸上部という一番似合わないところで2年キャプテンだ。
またよんでくれるとありがたいです。
でわまた会う日まで