表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

剣を置いたそのあとで 〜VRの空に咲いたリンドウ〜

作者:OwlKeyNote
夜の静けさに包まれながら、蒼はいつものように《Chrono Sphere》にログインした。
五感を再現するほどリアルなVRMMOの世界。けれど、その夜は、どこかが違っていた。

名前もIDも表示されない――まるで“世界からはみ出したような剣士”。
彼女は、ツバキ・リンドウと名乗った。

イベントキャラでも、プレイヤーでも、ましてやAIでもない。
どんなに精巧なNPCでも持ちえない、“戸惑い”や“迷い”を彼女は見せた。

記録されぬ記憶、空っぽの草の匂い、風のない空。
蒼の中に、ただのゲームでは済まされない“違和感”が芽生え始める。

これは、バグか。隠しイベントか。
それとも、出会ってはいけなかった“本物”か――
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ