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戯言文集  作者: 月乃葉
9/23

無題8

剣を懸けて誓う言葉は

届くことなく儚く消える

心を懸けて告げる想いは

忘れ去られてただ消えていく


己を懸けて守る命は

裏切りを抱え終わりを運ぶ

全てを懸けて願う望みは

叶うことなく終わりに消える


掴めぬ幸福 忍び寄る災厄

欠けて逝く生命 薄れ逝く記憶


暗闇の中でもがき苦しむ

光の中で行く道を違える

進む先には何も無いのに

躍起になって我を見失う


ただがむしゃらに前に進む

後ろを向いたらもう進めない

たとえ間違った道であろうと

引き返すことは叶わない


悲しみを抱えただ道を行く

苦しみを抱えただ前を見る

裏切りに涙しまた道を行く

終わりに涙しまた前を見る


届かぬ想いと願いを抱え

叶わぬ誓いと望みを抱え

決して掴めぬ未来を信じて

終わりの先の未来を信じて


儚く消える流れる星よ

今この時を その輝きを

一瞬を今 永遠に変えよ


この幸福な輝く時を


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