表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戯言文集  作者: 月乃葉
17/23

大切な人

大切な人を亡くしたあの日

ただ悲しみと涙があふれた

何もかもを置き去りにしたまま

ただ時間だけが変わらずに過ぎて行った


大切な人がいなくなっても

世界は大きく変わることもなく

私だけを置き去りにしたまま

ただいつもの日常を繰り返す


大切な人を見送ったあの日

その骸に触れられなかった

その冷たさを知ってしまったら

もう私は消えてしまう気がした


大切な人を忘れていく私

そんな自分がゆるせなく思えた

せめてその暖かさだけは

ずっとずっと覚えていたかった


あの人の声も暖かさもすべて

優しさも厳しさも何もかもを

私の中にとどめておきたいのに

涙とともに 全部流れて

何もかもが色褪せてしまう


愛しい人よ 私は

いつかあなたを

思い出せなくなるでしょう

愛しい人よ 私は

いつかあなたと

もう一度出会えるでしょうか



アナタは大切な人、ちゃんとそばにいますか?

失くしてから気づくのでは、やっぱり遅いんですよね・・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ