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戯言文集  作者: 月乃葉
14/23

君だけのための物語・・・・・無題11・・・・無題12

幸せなだけの物語なんて

誰かの心には届かない

悲しいだけの物語なんて

誰も望んでなどいない

優しいだけの言葉なんて

空っぽの小瓶のよう

厳しいだけの言葉なんて

鋭く尖った針のよう

言の端を繋ぎ 言葉を紡ぎ

想いを乗せて 物語を描く

心に浮かぶ言の端を

夢想に浮かぶ言の端を

すくい上げては 組み合わせ

組み換え 取り替え 繰り返し

創り出される物語

時に楽しく 時には辛く

厳しく優しいこの現実に

想い重ねて創り出す

強く儚く夢想に満ちた


“君だけのための物語”


―――――――――――――――――――――――――――


生きる強さと

終わること無き夢

光を湛えて 夜空に咲き誇る

輝きをつないで

描き出した未来を

心の中に写して


想いを描く 高く遠い空は

涙を写して 蒼色に輝く

祈りとともに

捧げたものは

淡く儚い思い出


輝きを写す キミの澄んだ瞳

日溜まりのような

眩しい微笑みが

叶うことのない

夢の欠片を

忘れさせてくれた


――――――――――――――――――――――――――


ひとりぼっちが 悲しくて

泣き続け 疲れ果て 眠るキミ

もう涙 流さないで

ぼくがそばにいるから

キミの笑顔に 約束しよう

もしも涙 溢れるなら

ぼくが拭ってあげる

ずっと ずっと 永遠に

キミを守り続ける

キミのそばにいると誓う



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