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戯言文集  作者: 月乃葉
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伝えたいこと

ネガティブです なかば鬱だった頃の作品ですし^^;

伝えたい言葉がある

その言葉を伝えたい人がいる

ただそれだけのことが

私にはとても羨ましい

誰かを愛したことのない私は

心から伝えたい言葉もないし

伝えたい人もいないから

互いに理解しあい

互いに必要だと言える

そんな人が私にはいないから

どうしてかはわかる

私が相手を理解できないから

私が相手を信じられないから

私が相手を拒絶しているから

だから私は自分が嫌い

だから私は他人が怖い

けれど私は一人ではいられない

愛し 愛されたい

必要とし 必要とされたい

互いに理解し合いたい

私はいつも望み 諦めている

他人の痛みはわからないから

他人の悲しみと私の悲しみとが

同じとは限らないから

だから怖い だから嫌い

だから理解し合えない

誰かに私が理解できても

私はその誰かを理解できない

私は恐れている

自分が傷つくことを

病的なまでに

私は恐れている

自分が変わっていくことを

心の底から

たとえどれだけ傷ついても

絶対に変わりたくない

たとえどれだけ変わっても

絶対に傷つきたくない

私は矛盾だらけ

私は人を愛したい

けれど愛せないから

壊してしまう

私は人を理解したい

けれど理解できないから

拒絶してしまう

望んでいることと

やっていることが

矛盾している 愚かしいほどに

私はひとり 私は独り

ひとりじゃない 一人じゃない

けれどいずれは一人で独り

いずれ私は独りで一人

私に他人は理解できない

私は他人を理解できない

だからこそ

伝えたい言葉がある

その言葉を伝えたい人がいる

ただそれだけのことが

こんなにも羨ましいのでしょう

ただそれだけのことが

こんなにも 愛しいのでしょう

読みにくいでしょうかね? 

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