綺麗で危険な虹蛇(レインボースネーク)
あれから数日がたった。
「フンフンフン」
俺は、とても充実した日々を過ごしていた。
「楽しそうね。リョウちゃん。」
パーティーメンバーのマイさんが話かけて来ました。
「だっていろんな魔物たちを撮れたんですよ。ほら。」
そう言って数日の間に出会った魔物たちの写真を見せていきました。
「あら虹蛇じゃないこうして見ると綺麗だけど、この魔物はいろんな状態異常を起こさせる毒があるのよね。」
「でもマイさんたちが戦ってくれたおかげで、俺は写真に集中出来ましたから。本当いきなり大きくなった時は驚きましたよ。」
そうしてマイさんと雑談していると。
「二人とも頼むからさキャンプの準備手伝っくれよ。」
そう言ってロウさんが帰ってきました。
「あら結界張らなくていいの?」
とマイさんが悪戯ぽっく笑いかけています。
「一番困るのは、女性陣だろ。」
「それもそうね。」
「おい。」
とても楽しいパーティーです。
「リョウちゃんもきて。」
「はい。」
そうしてマイさんと俺でロウさんが四方においてきてもらった魔石に相応して結界を発動させる魔道具に魔力を通しました。
「さてそれじゃ飯にするか。」
「「はーい」」
こうして旅は、まだまだ始まったばかりです。