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四十四話とっさの判断は大事だよな

モンスターの素材や魔石の半分は自分で使うと決め、ソウスケはセーレとモンスターの素材や魔石が保管されている場所に向かった。

保管されている場所に着くと、セーレから素材や魔石の丁度半分の数を説明され、ソウスケは言われた数を順番にアイテムボックスの中にどんどん入れて行った。


アイテムボックスの容量を気にすることなくどんどん中に入れていくソウスケを見て、セーレは圧倒されていた。


(ソウスケ君のアイテムボックスの容量の凄さは一回見たけど、こうも容量を気にせずほいほい中に入れている姿は少し異常ね。私も元冒険者だったから、アイテムボックスのスキルを持っている人と会った事はあるけど、もっと後どれだけ中に入るかを気にしながら使っていたのだけど・・・・・・ソウスケ君は他のアイテムボックス持ちと比べて、性能が頭十個分ぐらい抜けているわ。いえ、中に入れた物の時間が止まっているのだから、他と比べようがないわね)


ソウスケのアイテムボックスの性能の凄さに、感心しつつも不安を感じていた。


(出来ればソウスケ君には、なるべく信用があって力を持っている商人や貴族とパイプを作って欲しいのだけど・・・・・・ソウスケ君の冒険者の活動方針は、楽しく冒険するといったところだから、パイプを作るにはかなり時間が掛かりそうな気がするわ。まぁ、私が心配したところで何か出来ることがあるわけでは無いのだけれどね)


セーレは受付嬢を始めてから、初めて自分の無力さを恨んだ。


(でも・・・・・・ソウスケ君の場合、前も思ったけれど返り討ちにしそうなのよね・・・・・・物理的に。それにソウスケ君は抜けているところはあるけれど、決してバカと言う訳ではない。何かしら普段は他人に見せない切り札を持っている筈。そう考えると、ソウスケ君を襲おうとした人の方が不憫かもしれないわね)


Bランクまで上り詰めたセーレの考えは間違っていなかった。

ソウスケの切り札は規格外という枠から大きく離れている。もっとも、百パーセント操れるかは別だが。


「おし、これで最後と・・・・・・終わりましたよセーレさん」


「はい、確かに確認させてもらいました。それでは後の素材や魔石は全て換金でよろしいですね」


「お願いします。あ、後アイテムボックスの中に入っているモンスターは、いつ解体しますか?」


ソウスケとしては、一昨日解体してもらったばかりなので、一週間ほど先になるんじゃないのかと考えていた。


「残りは今日解体しようと思っていますが・・・・・・この後何か予定でもありますか?」


「い、いえ。特にありません」


一昨日に解体してもらって、また今日も量が前回より少ないとはいえ解体してもらうのは、過労になるんじゃないのかとソウスケは思ったが、ガンディスや解体士達は解体するモンスターの量が多いため、その分給金が上がっており酒代が増えていて喜んでいた。

なので、ガンディスや解体士達にとって大量のモンスターの解体は、寧ろウェルカムだった。


そして解体所でソウスケはまた大量のモンスターを出した。

そこまでは前回と同じ状況だったので、セーレやガンディス、解体士達も少し驚きはするものの、落ち着いていたが、最後にソウスケが最下層のボスだったワイバーンを出すと、セーレ達から驚きの声が上がった。


「そ、ソウスケ君・・・・・・このワイバーンもダンジョンの中にいたのかしら」


「はい、最下層のボスモンスターでした。結構強かったですね。焼き殺されるかと思いました」


ソウスケは最近で放たれた炎のブレスを思い出し、苦笑いになっていた。


(とっさに蛇腹剣に水をを纏わせて、回転させて盾にすることで防げたけど、殆ど水が蒸発させられて水蒸気が半端なかったからな。即座にあんな判断が取れたあの時の俺を褒めてやりたいな)


ソウスケは自分のとっさの行動を心の中で称賛していたが、ワイバーンの死体を見ていたセーレ達は口を開けっぱなしで驚いていた。だが、あれだけのCやDランクのモンスターを倒せるソウスケなら、ワイバーンを倒せても可笑しくはないかという結論にいたった。

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