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気づいたら俺は・・・異世界にいた。


いきなりこんなことを書いても読者は分からないだろうから1から異世界転生した経緯を話そう。


俺、如月大和きさらぎやまとは自分で言うのもなんだが結構ハイスペックな高校生だ。成績も一応上位だし、スポーツもほとんどできる。


趣味も読書やアニメ鑑賞、リセマラなど、ごくごく普通の高校生だと思う。


ん?リセマラは普通じゃないって??


いやいや、リセマラは最高に面白い遊びではないか。


無料でガチャを大量に引けるし、長時間耐久で目当てのキャラが当たった時の喜びといったら最高では無いか。


なぜ、金を払ってまでガチャを引く?


リセマラだったら無料でしかも何回でも引けるではないか。


俺は無課金でできるリセマラが好きだ。


こんな感じの理由から俺はリセマラを趣味として楽しんでる。


まぁ〜人それぞれゲームのプレイスタイルは違うからなんとも言えないがな。


リセマラ好きが何かほざいてるとか思ってればいいさ。


この趣味は俺だけのものだからな!!


あっ、忘れてたが、異世界転生した経緯を話すんだったな。


あれは、昨日の話だ・・・


「おっ、明日は待ちに待った新作ゲームの配信日ではないか!やはり目当ては清楚美人のセレネちゃんを当てなければ!!」


俺は明日配信のゲーム(ヴィーナスシスターズ)をやろうと張り切っていた。


「んん〜明日配信だからいつもより、はやく寝るか・・・」


俺は明日が楽しみすぎて結局眠りについたのは夜中だった。


「大和…あなたが私の王子様…私を見つけて…お願い…。」


「なんだろう、夢か…?綺麗な声だ。俺を呼んでるのは誰なんだ…教えてくれ君の名前は…」


「私の名前は…セレ…ネ…あなたの……」


ここで俺は意識を失ってしまった。


どのくらい眠っていたのだろう…いつもはアラームが起こしてくれるが、今日はならなかった。


目が覚めて起き上がると知らない天井がそこにはあった。


「あれ?昨日どこかに泊まったのか?記憶が無いぞ。」


大和が記憶もないのも当然、どこにも泊まっていないのだから…


そもそも学生の身分で外泊なんてほとんどしない。友達の家に泊まっていたのではないかと思ってたが、あいにく友達と呼べる人はいない…


そんなことを考えてたらどこからか美しい声が聞こえた。


「あっ、気がついたのね。今朝、森で倒れてたので私の家で看病してたの。」


俺に声をかけてきたのはスレンダー体型の美しいエルフの女性だった。出るとこはしっかり出ていてそれでいて清楚な感じだ。


「えっ、エルフ…なぜ、日本にエルフがいるのだ…ま、まず、情報を整理しよう。」


昨日俺は確かに家で寝た。だが、起きたら見知らぬ部屋そしてそこにはエルフの女性がいる。考えれることはひとつしかない…


「俺、異世界転生してしまったのか…」


俺がそうつぶやくとエルフの女性が驚いた顔で話しかけてきた。


「転生者ですって?転生者といえば世界に破滅をもたらすという最高最悪の人々《さいがい》ではないですか。」


初耳だぞ。転生者といえば世界を救える力を持つ英雄と呼ばれる存在のはず…この世界では破滅の象徴だと言うのか。これは、不味いことになった。


「すみません、世界に破滅をもたらすというのはどうゆうことなのですか?まだ、転生して少ししかしてなく、この世界について知らないのですよ。」


まず、情報収集してこの世界のことについて知らなければならない。このままだと、破滅の象徴とされ殺されるかもしれない。それだけはなんとしても阻止しなければ。


「そ、そうだったのね。まだ、転生したばかりだったの…」


エルフの女性は少しほっとした様子でこの世界のことを話してくれた。




それは、100年前ほどに起きた話らしい。


この世界には転生者と呼ばれる最強の存在がいた。


転生者は自らを勇者と名乗り魔王の城に単騎で行き魔王を封印し、海の王、陸の王、空の王を倒したとされる英雄だった。


勇者は人当たりが良く、世界中の人から好かれていた。そして、勇者もこの世界の全てを愛していた。


勇者がこの世界を守ってくれる。勇者様だったら全ての人を救ってくれるとみんなは勇者を称え、崇めていた。


だが、勇者も人だった。


勇者は最初は世界中の人のため頑張っていた。だが、徐々に勇者はみんなの期待に嫌気がさしてきてた。


勇者は自分はただ、みんなに利用されているだけではないか…と思い始めていた。


ある日事件は起こった。


いつも通り天災級の魔物を倒していた時、急に勇者のからだから黒い瘴気が出てきた。黒い瘴気はどんどんと勇者を侵食していき、すぐに勇者の全体を飲み込んだ。


勇者は、自我を失い殺戮を繰り返すただの兵器となってしまった。勇者は半日ほど暴れまわり世界を壊しまわった。その後、勇者は力尽き死んでいった。


半日ほどし経っていないのに勇者は世界の10分の1を破壊した。


この事件は世界に広まり英雄から、破滅の象徴と変わったのである。


この事件のあとなぜ、勇者はこのようなことをしたのかその原因を調査した。


その結果、あることが分かった。


転生者には真核という核があり転生者特有のユニークスキルを使う事に核がボロボロになり自我が崩壊し狂人バーサーカー化することが分かった。


真核はユニークスキルの使用以外にも精神的に追い詰められることにより急速に真核の破壊に結ぶのだ。


ユニークスキルの使用よりも精神的ダメージによる真核のダメージの方が数十倍も大きいことも判明した。


勇者は最強だった。だが、無敵さいきょうではなかった。人間だったのだ。




「このような事件から転生者は破滅の象徴とされたのです。」


エルフの女性は悲しそうにこの話をしてくれた。

暇なので書いてみました。

続きを書くかは気分次第です。

一応最後まで書く予定ですが更新しなくなったら

飽きたんだな…っと思っていてください。

あと、異世界転生と異世界転移の区別がつかないので使いやすい異世界転生を採用しました。

あと、たまにセリフをパクってると思う方がいるかもしれませんが、アニメ好きで無意識に?好きなセリフを入れてしまったり、好きな作品と少しにてしまいます。もし、パクリだとか面白くないと思う人は無理して見なくていいです。

私は、この作品の価値が分かる人だけ見てくれればいいので…

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