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動物的俺らの日常  作者: 音符のすけ
6/7

ハムスターとの確認事項(?)

リアルが忙しくてばたばたしてたらいつの間にか年明けちゃったよ

やべぇどうしようストーリー全然進んでねぇw

ていうかそもそもこれ読んでくれてる人とかいるんでしょうかねぇ0(:3 _ )~←


ともあれ前回のあらすじ。

俺の分身と言い張る謎の喋るハムスターと、謎の契約を結んでしまった俺。コミュ障の俺に友達つくれってよ。途方も無さすぎて笑けてくるぜ0(:3 _ )~笑

取り敢えず断るとめんどくさそうなので契約に応じた俺だったが、俺の分身とはいえこのハムスターに関して知らないことが多すぎる。

なのでその晩、俺は寝室でそいつを質問攻めにしてやることにした。わー我ながらSっ気満載www

まあこいつもなかなかSっ気たっぷりなんだが、俺の分身だし、そこはある意味納得だ。笑


「取り敢えず聞きたいことを片っ端から聞いていくぞ。まず、お前は何をエネルギーに生きてるんだ?晩飯も食ってないみたいだが。」

「あー、それなら心配しないで、ボクのエネルギー源はキミだから。」

どこの女たらしのセリフだよって突っ込みたくなる。

「それはつまり、俺が腹減ったらお前も腹が減って、俺が飯食ったらお前も飯食ったことになるのか。でもそれって俺からエネルギー吸ってることにならないか?そしたら俺はいつも以上に飯食わないとやっていけないことになるんだが……」

「あー、食事は心配しなくていいよ。もともと幽霊みたいな存在だからそんなにエネルギー使わないし。」

「お前幽霊と同類なのかよ。でもそんだけ喋って動き回ってエネルギー使わないって、にわかには信じられねぇな……」

「まー世の中には信じられないようなことが普通に起こったりするしねー。」

「……なんだよその達観した物言いは。俺らしくねぇぞ。」

「ボクは飽くまでキミの分身。キミの中にもこういうキミがいるってことだよ。」

何故か胸を張るこいつ。ちょっとむかつく。


「そうだ。お前何て呼べばいい?ずっとお前じゃなんかちょっと違う感じがするんだけど……」

「あー、それボクも考えてたんだ。ボクはキミの分身だから、お互い名前で呼ぶ訳にはいかないし、どうしようかなーって。」

「俺がはむはむってあだ名つけられたからお前が生まれたし、はむはむ……?

いや、でもそれだと学校で呼べねぇしなぁ……」

「だねー。」

「あのハムスターのキャラクターの名前つける訳にもいかねぇしなぁ……」

「作者さんが社会的に殺されそうだしねー。」

「……あのさ、お前も何か意見出せよ。お前の名前なんだからよ。」

「えー。めんどくさいなー」

……こいつ、いい加減殴りてぇ(#^ω^)

「……まあ、取り敢えず今は思いつかないし保留ってことにしとくか。」

平静を装ってそう答えておく。感情をコントロールするのは慣れてるからな。


「あーそれと、俺以外にお前が見える奴はいないのか?流石に誰にも見えないじゃお前の友達もつくれねぇぞ。」

「あーそれは大丈夫。ボクみたいな分身のいる人にはボクのことが見えるし、その分身にもボクが見えるからね。もちろん、キミも他人の分身が見えるはずだよ。」

「まあそりゃそうか。でないとそもそも契約自体が無意味になっちまうからな。」

「あのさ、そろそろ寝ていい?眠いんだけど。」

こいつはまじで自由だな。その自由さ分けて欲しい……まあこの自由さも俺の中のどこかにあるってことなんだろうけど。

「そういや眠くなってきたな。また明日にするか。」


俺にとっての非常に長い1日が、ようやく終わった。

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