1/4会敵
短めです
ちまちま書いてます。
辺りは完全な闇の中、ソウは注意深く
歩いていた。周囲に魔術で作った光源を
頼りに洞窟の中を歩いて行く。
「これは光源が無けりゃ一寸先も見えないな。」
ソウは独り言を言いながら歩く
時節表れる魔物を屠りながら
ソウは考える、
にしてもさっきの魔族、侵略者だ革命者だ
まるで自らの主が救世主みたいに
言ってたけど、なんか変じゃね?
自然発生する魔物は自我を持たず
ただ単に欲望に従って暴れ回るだけが
基本なんだけどな。。
ソウが違和感を感じながら
歩いていると、やがて
だだっ広い場所に出た。
「なんだ?、ここ。」
ソウは光があり、今までの
狭い道なりではなく、大きな場所で
言った。
すると、ソウより少し離れた
前の所で急に魔法陣が動き出し
ボロボロのローブを纏った骸骨が表れた。
骸骨は表れた瞬間に魔術を発動する。
「闇」
骸骨が魔術を発動すると、骸骨の周りに
無数の魔法陣が出現し、次々と腐人や骨人や腐敗竜などが召喚されていく。
そして最後に
「鏡」
骸骨が二体に増え、ソウに窪んだ眼を向け
言った。
「さあ、戦争だ。反逆者よ。」
亡者の王が
そう言うと、今や大量に召喚された
魔物が一斉に襲いかかってきた。