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遠い場所で声を震わして  作者: とーてん
始まりの森
4/15

1/3戦闘、森の奥へ

ちょこちょこ直し等をしてます。

明くる日、ソウは目を覚ました

部屋に掛けられている衣服を

身に纏うと、部屋の外にでる。


どうやらレイは何処かに出掛けてる

らしく、机の上に一枚の紙が

置いてあった。



おはようソウ君

ゴメンねちょっと急用で

出てくるから、課題の方をやっといて。

たぶんソウ君が戻る位には

戻れると思うから。


ソウは手紙の内容を読むと

机の上に起き、徐に外にでると

樹海の奥に向う。


ソウが歩いていると

突然空気を切る音がし、

何かが飛んできた

ソウはとっさに魔術を唱える


三点結界トライアングルバリア


ソウは音の聞こえた方に

結界をつくると数秒後数本の矢と

魔術が飛んできて弾き、相殺した。


ソウがそちらを見ると綺麗な顔をした

人型の魔物が其処にたっていた。


「こんにちは」


人型の魔物はソウに声を掛ける


「なんだ?……はぐれ魔族か?」


ソウが怪訝そうな表情で聞くと

魔族は急に不気味な顔を浮かべて言った


「そして、死ね」


「血の咆哮ブラッドブラット


魔族は口が割れんばかりに開き

ソウに向かい絶叫した、辺り一面に呪詛が鳴り響くと青々とした植物は枯れ果て

土は痩せこけ硬化し、まるで墓地の様な風景になった。


「っ!なんだ!?」


ソウは目を見開き魔族から少し距離をとると魔族は連続して魔術を唱える


「闇の波動ダート


魔族が魔術を発動すると黒い霧の様なモノが周囲に表れいっせいソウに向かって放たれる、ソウはとっさに第三魔術を使用し

全ての魔術を弾く。


「お前なんなんだよっ!」


ソウは吠える様に問い、すぐ様魔術を発動出来る様にし、答えを待つ。


「私は、亡者のキングリッチ様の部下。主の使命よりお前を殺す」


魔族は忽然と言いきると

虚ろ虚ろした表情で言い続ける


「世の、此方より外の、世界を取り戻すため、長年の歳月を経てようやくチャンスが来たのだ。これより我らは侵略者となり、革命者になる。」


「わけわかんねぇし、だいたい亡者のキングリッチは自然発生するSSランクの魔物だろ。そいつがどうして急にまた世界侵略なんぞするんだよ。」


ソウは魔族に言い返すと魔族は

怒りを露わにした顔で怒鳴りながら

叫んだ


「我らが王を侮辱するか!貴様いい加減にしろ!」


怒り狂った魔族は話しは終りだと

いわんばかりに魔術を唱える


「暗黒の稲妻ヘルスパーク


魔族の周囲に黒い稲妻が発生し魔族の周囲を動き回る。


「光の多重ライトブレット


ソウは光を無数にうみだし

周囲に安定させる。そして無数に漂う光を一点に少し集め剣の形に変化させ魔族に

射出する。


「取り敢えずくらっとけ」


ソウは光の剣を射出するが魔族は

宙に浮かべた稲妻で相殺する。


「その程度か?笑わせるな」


魔族は余裕の表情で相殺してみせると

そのまま稲妻をソウに射出した。


「んなわけねーだろ」


多重変更ブレットチェンジ


ソウは一言 呪文スペルを唱え

光の粒子を盾にし、稲妻を防ぐと

そのまま集中コンセートレートし魔術を唱える。


「紅き暴虐クリムゾン


唱えた魔術は魔族の上下四方を

囲う様に紅い線が出現し魔族の移動を妨害する、魔族は自分の周りに障壁を

展開するが周囲一体から炎の矢が無数に産み出され高速に魔族に向けて射出され爆発していく。


「くっ」


障壁が悲鳴をあげるのを確認し忌々しげな表情をソウに向ける、そして

次の魔術を使おうとするが、


そろそろトドメだな。


「コレで終わりだろ」


ソウがそう言うと炎の矢は一際勢いを増して魔族自体を見えなくさし上下から

炎の柱が立ち上がり障壁ごと燃やし尽くす。


ソウの魔術が終ると其処には焼け焦げた魔族が立っていた。


「まさか、ここまでとはな」


魔族は一言言うと

急に魔族身体が光だした


「お前は危険だな、主のとこに行かせては堪らない」


そう言うと更に光だした魔族の身体は

大爆発を起こした。

吹き飛ぶ木々や抉れる大地の破片を

多重結界で防ぐと、ソウは一言言った。


「つーかあれで生きてんのかよ、

どんだけ頑丈なんだよ、怪我したし

最後の防ぎ切れなかったし。」


余波を完全に防ぎ切れず、

あちこち強打したソウは痛みを回復する為に第二魔術を使用する。


「癒し《ヒール》」


ボロボロの身体を回復してる間に

ソウは考える。


確か戦闘に特化した魔族の危険度は

AAランクだったか?

んで、亡者のキングリッチ

SSランクか……自分の推定ランクを

Sだとして……ちと厳しいな。


ソウは考え、

身体が癒えたのを確認すると


「まあ、考えても仕方ない

自分の望みの為にも倒すしか無いからな。」


ソウは言って、森の奥に向けて

歩き出した。


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