表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんて骨体!  作者: 800
おまけ
40/40

世界観解説

■はじめに

〈ゴッサム 以下ボス〉まさか、この小説の続きが日の目を見ようとは……!

〈ドクター 以下医者〉このマイナー小説を読んでくれるヒトに感謝だねぇ。

〈ボス〉と言うワケで、新しく出てきたことの解説を入れるぞ!

〈医者〉適当にそう言うモンだ、と解釈しておけばいいんで、相変わらず読む必要はないぞい。

〈ボス〉どちらかと言えば、儂の出番を増やすためのコーナーだ、とでも思ってくれ。

〈医者〉結局は自己満足の域を出ないからねぇ。

〈ボス〉裏設定、と言うほどややこしくも無いしな。

〈医者〉まぁ、前回あって今回無い、ってワケにも行かないからねぇ。


■魔界について

〈ボス〉それは魔族の楽園。暗く重い、呪われた魂の積もった澱。

〈医者〉聞くからに嫌なところじゃ。

〈ボス〉魔族にはのんびりゆったり、いいところなんだぞ。……人間なら発狂するが。

〈医者〉何のフォローにもならん!? しかし、そんないいところなら、わざわざ現世に出てこんでも……

〈ボス〉人間の感覚で言えば、温泉レジャーに近いものがあるんだが……

〈医者〉……本当に引きこもるヤツがいてもおかしくなさそうじゃな?

〈ボス〉つまり、仕事しに現世にも行かんで、だらだらしてると世間の目が……

〈医者〉何でそんなとこだけ常識的!?


■神器について

〈ボス〉神様的力を使うための道具。以上。

〈医者〉説明短っ!? もうちょっと、こう……、なんかあるじゃろ?

〈ボス〉逆に色々ありすぎて、共通する定義がそれくらいしか無い。

〈医者〉さよか……。

〈ボス〉人間の感覚で言うなら、神話に出て来る道具、といえばわかりやすいか?

〈医者〉神様が持ってたりするヤツじゃな? それって、神話の役割とワンセットになっとるんじゃよなぁ。

〈ボス〉どの道人間には使えないんで関係ない話だが、魔族になら使えなくもないんだな。

〈医者〉ああ。そうすると神の力を持った悪魔、邪神になれるんじゃったなぁ……。


■邪神について

〈ボス〉定義については上で書いたが、ついでに言うなら神の座から堕ちた者も邪神に分類される。

〈医者〉もともと邪神。ってのもいるんで、これも細かい分類はあまり意味が無いぞい。

〈ボス〉人間の理解の及ぶ範囲じゃないんでな。ただ、邪神であれば無条件で凄い、と言うワケでもない。

〈医者〉魔族のトップ・クラスには魔王がいるんじゃが、邪神じゃない魔王も結構いるしのう。

〈ボス〉そこんじょそこらの魔族よりは格上、なのは確かだがな。一目置かれるし。

〈医者〉だが、どうしてもなりたいか? と問われれば微妙。邪神と言えども、神様の仕事があるし……。

〈ボス〉魔族は基本、フリーダム! が好きだからなぁ……

〈医者〉人間基準で見れば、邪神だってフリーダムに見えるんじゃがなぁ……。


■忌み子について

〈ボス〉悪い意味で心・技・体そろった、超傍迷惑な存在だ。

〈医者〉人を誑かす美貌とテクニック。厚顔無恥な性根。その全力を人間界の混乱につかうからのう。

〈ボス〉人に罰を与える、そのために神が創ったんだからな。神が目的を持って創った、と言う意味では神器の一種だ。

〈医者〉今忌み子と言われとるのは、あくまでそれに似たものだけどねぇ。

〈ボス〉忌み子と言う概念が出来てしまったからな。定期的に生まれてくるのも仕方ない。

〈医者〉その魂の本質のせいで瘴気を集めやすく、汚染されて幼くして死んでしまうのが普通じゃ。

〈ボス〉稀に生き残れば、やはり忌み子らしい力を発揮する。……本人には悪気も自覚も無いが。

〈医者〉いわゆる『傾国の美女』になることが多いんだよねぇ。


■疫病について

〈ボス〉流行った疫病はいろいろあるが、ここ最近では黒死病(ペスト)だな。

〈医者〉基本的にげっ歯類のかかる病気じゃ。だから人間の流行に先んじて、野鼠とかに流行が起きる。

〈ボス〉ネズミが嫌われるワケだな。狼とか野鼠を喰う獣が多いと、媒介が減って流行し難くなるんだが。

〈医者〉でも一度流行し始めると、餌が減って狼もどっか行ってしまい、歯止めが効かなくなるんだけどねぇ。

〈ボス〉死の苦しみ、と言う意味では魔族にとってご馳走なのだが、刹那的快楽のために人を殺しすぎるのは……

〈医者〉家畜を無計画に殺すようなモンだからねぇ。コントロール出来ない疫病なんて、魔族にも問題さ。

〈ボス〉だが、ワクチンの知識を与えたからな。すぐに撲滅とか行かなくとも、大流行は抑えられるだろう。

〈医者〉やっと人間がそれを理解・実行出来るところまで進歩したからねぇ。


■天使について

〈ボス〉……前にも似たようなことを言ったが、それを儂等に聞くのはどうかと……

〈医者〉敵の立場で説明すればいいんじゃないかい? どの道、宗教ごとに違うんじゃし。

〈ボス〉それなら説明できんこともないが……、かなりアバウトになるぞ。文字通り、天の使い。パシリだ。

〈医者〉……まぁ、神の使いっ走り、と言えば、魔族に対する眷属のようなもの、に聞こえるが。

〈ボス〉実際はちゃんとした神族だ。上の方の天使は強力すぎて、現世で力が振るえないほどだ。

〈医者〉人間の理解を完全に超えちゃってるせいで、化け物にしか見えないくらいだからねぇ。

〈ボス〉魔族の感覚で言うなら、派閥のボス以外のヤツ。って感じだな。ボスだけが神を名乗ってる、と言うか。

〈医者〉今回出てきたドミニオン級ともなれば、魔王級の実力者もいるくらいじゃ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ