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Dungeon Master 2023  作者: ☆☆☆があるじゃろ?そこを押しておくれ。
2/8

2023年8月15日②


ぼんやりとしていた意識が次第にはっきりとしていく。話に聞くデーモンコアのような球体の出現。それに体を取り込まれる感触。それに意識を失う前に最後に聞いた謎の声。迷宮との融合…適合者…条件の解放とボーナス………。理解しがたい記憶が一斉に蘇っていくなか、次第に男の耳にあの時と同じ声が聞こえて来た。


『…を獲得しました。どれのボーナスにするか選択してください。ボーナスを獲得しました。どのボーナスにするか選択してください。ボーナスを…』


「なっなに……?」


その声に起こされるように目を開けた男の前には、見慣れない半透明のボードが浮かんでいた。しかも自分は椅子のようなものに座っている。とっさのことで男の体は固まってしまった。見た目はあの球体と同じ色。コンクリートのように固く、冷たい感触がする。


なにを…どうすればいいのだろうか。男は未だ自分の置かれた現状を理解できないでいた。そんな疑問と不安と混乱に包まれる男の耳に、また同じ声が聞こえた。その声に引っ張られるように男は目の前のボードに目線を戻した。


『ボーナスを獲得しました。どのボーナスにするか選択してください』


―――――――――――――――――――――――


※獲得ボーナス✕3

※どれか一つを選んでください。


・獲得ダンジョンポイント1.5倍

・ダンジョンレベル+10

・トラップ特化


―――――――――――――――――――――――


男は半透明のボードに書かれた文字を読んでまた固まってしまった。この3つのボーナスから選べと書かれているが、このボーナスが具体的になんの意味を持ち、どれだけの価値があるのかもまだ理解できていない。


それに、そもそもこれは現実なのだろうか。もしかしたらドッキリの可能性だってある。むしろその可能性のほうが男のなかでは高かった。


なにせ今の時代の技術はとても高いはずだ。いきなり現れた謎の球体も、自分が居たのがそもそも実家でなくてテレビ局のセットされた部屋なら納得できる。そんなところに自分がいるのだって、昨日の夕食に母親が睡眠薬でも入れて、寝ているうちにテレビ局のスタッフに連れて行かれたらわからない。球体の前で意識を失ったのだって、睡眠ガスを部屋に流されたかもしれない。あのときの球体に吸い込まれるような感触も、睡眠ガスによる幻覚症状だと思えば説明がつく。


そう、説明はつく。つくのだか、長谷川はそれでも自分の推測を納得できないでいた。長谷川は自分の感情を抑制できなくなると、決まってその己の感情をメタ的に考察するクセがあった。これは自分を客観的に見ることで感情を落ち着かせようとするためなのだか、そんな長谷川にしてみれば、今の自分はこの現象をあまりにも、現実的に考えようとしすぎていると感じていた。


そしてそれはこのような非現実的な現象を目の当たりにしているからこそ、脳がそれを理解できる範疇にまで、レベルを落とし込もうとしているからだというのも分かっていた。


では、もし常識に考えて理解できる範疇のレベルを超えた現象が、いま起きているとしたらどうだろう。例えば自分がこれまで毎日のように妄想してきたような、ファンタジーな現象が起きているとすれば――意識を失う前、脳に直接語りかけるように聞こえた声――ダンジョンとの融合…これをただのドッキリだと断定するのは簡単だ。でももじそうでなかった場合、そんな簡単な話では済まなくなってくる。


男は立ち上がり、改めて周囲を見渡した。部屋の大きさは自室と同じ10畳ほど。天井は半径のドームのようになっていた。


出入り口は見渡らない。


壁に近づいて触れてみると、座っていた椅子と同じ冷たい感触が肌に伝わってきた。一切の凹凸も感じられないその滑らかな壁を触っていると、自分のゴツゴツした手の平が異様に際立つ。


今度は手の甲で軽く壁を叩いてみた。ゴッゴッゴと鈍い音が聞こえるだけ。音が反響している感じはしなかった。壁の向こうに空洞があるようには思えない。


壁から手を放した長谷川はなんとなくその右手を指先を触った。そう言えばいつも酷い手汗が乾ききっている。それだけじゃない、あんなに焦っていたのに汗の一つもかいていない。


――迷宮との融合――あの時聞こえた声の意味に、長谷川はなんともいえない悪寒を感じた。もはや自分は取り返しのつかない状況に陥っているのではないか。


心臓の鼓動は平常を保ち、汗は一滴も流れない。だが長谷川は内心とても冷や汗をかいていた。だからこれも気づくのが遅かったのだ。目の前にあの透明のボードがあることを、そしてそれが宙を浮いていることを。


先程まで自分は後ろにある台座のような椅子に座っていたのだ。そのときもこのボードは目の前にあった。だが立ち上がり、3メートルほど先にある壁の手前に歩いていってもボードが目の前にある。そしてさも当然のように宙に浮いている。


これまで見て来た全ての現象が、明らかに現在の科学技術を超えた力が働いているとしか思えなかった。もしかしたら長谷川が知らないだけでこれまでの現象を再現できる技術は既に発明されている可能性もあったが、それを長谷川は知ることはない。


迷宮との融合。


これを信じるほかない。ドッキリならそれでも問題ない。むしろありがたい。でもドッキリだと思い込んでいたら痛い目を見るかもしれない。でもその答え合わせを知るには、今目の前にあるボードについて話を進めるしかない。



『ボーナスを獲得しました。どのボーナスにするか選択してください』


―――――――――――――――――――――――

※獲得ボーナス✕3

※どれか一つを選んでください。


・獲得ダンジョンポイント1.5倍

・ダンジョンレベル+10

・トラップ特化


―――――――――――――――――――――――



長谷川は目の前のボードの文字をゆっくりと読んでいく。内容から察するに迷宮はそのままダンジョンを指し、そのダンジョンにはポイントやレベル、トラップが存在すると言うことだ。長谷川のなかでダンジョンといえば、異世界の空想漫画や小説にでてくる、モンスターの巣窟が真っ先に思い浮かぶ。


じっさいどうかはまだ分からないが、迷宮と融合した自分にとってこれがボーナスとなるのであれば、ポイントもレベルもトラップも迷宮にとっては重要な要素なのだろう。トラップといえばまさに迷宮に侵入した冒険者を苦しめる罠のことだろうか。そしてダンジョンポイントやレベルは――。


ボードに書かれた文字を凝視しながら考えにふけっていると、その各ボーナスの右端にハテナマークがあることに長谷川は気づいた。どうしてもっと早く気が付かないのか。内心で自分に呆れながら、長谷川はそのハテナをいつのまには短くなっていた爪で押した。


―――――――――――――――――――――――


※獲得ボーナス✕3

※どれか一つを選んでください。


・獲得ダンジョンポイント1.5倍:迷宮への侵入者を殺害すると得られるポイントが1.5倍になる。

・ダンジョンレベル+10:ダンジョン創造時にレベルが10アップした状態でスタートできる。

・トラップ特化:モンスターの種類が減少する代わりに、トラップの種類が増加する。またトラップの能力が上昇し、層ごとのトラップの設置数が無制限になる。またそのトラップの創造と維持費にかかるポイントが半減する代わりに、モンスターの創造と維持費にかかるポイントが二倍。


―――――――――――――――――――――――


長谷川は現れた説明文を興味深そうに凝視していた。ダンジョンポイントとレベルに関してはなんとなく自分が想定したいた通りの事であった。だから一番気になったのは最後のトラップ特化。モンスターの種類が減って、さらに造るためのポイントが二倍になるというデメリットがあるものの、その内容にはだいぶ興味がそそられた。


そもそもトラップが具体的にどのようなものか分からない以上、種類や能力が増えてもどうしようもないとも思えてしまうが、逆にデメリットが存在すると言うことは、それだけメリットの大きいボーナスなのではないかと長谷川は思っていた。


なによりも、なによりもだ。

ダンジョンの侵入者を殺害するとポイントが得られたり、レベルという制度があるのであれば、その侵入者もモンスターを殺せばポイントやレベルが得られるのではないだろうか。


その仮定が正し前提で考えるなら、ゲームであれば強いモンスターと戦うまえに弱いモンスターと戦いレベルアップをするように、どれだけ強いモンスターを造っても、弱いモンスターでレベルアップされてしまったら元も子もない。


であれば侵入者にレベルアップする機会を与えるリスクを負ってまで、モンスターを造る必要があるだろうか。もちろん、それこそ本当のゲームのように魔法まで存在してしまったら、トラップを無効化される恐れはある、。だが敵がレベルアップする機会を奪い、なおかつ敵を倒してダンジョンポイントを得れるのであれば、トラップは最強の武器になる。


だったらモンスターの種類が減少したり、造るのにかかるポイントが二倍になろうと、むしろおつりは来るだろう。


長谷川の答えは決まっていた。



『トラップ特化のボーナスを獲得しました』


―――――――――――――――――――――――

トラップ特化のボーナスを獲得しました。

※トラップの種類増加。モンスターの種類減少。飛び道具の速度2倍。トラップの設置場所制限解除。トラップの設置数制限解除。トラップのクールタイム低減。トラップ創造ポイント半減。トラップ維持費半減。モンスター創造ポイント2倍。モンスター維持費2倍。


―――――――――――――――――――――――


あのとき聞いたなぞの声がまた頭の中に響いた。ボードに書かれたトラップ特化の内容を確認した長谷川は、ボードの右端に見えたバツ印を押した。


すると新しいボードが目の前に現れた。なにやら長い文章がボードの左上から右下までびっしりと書かれていた。


―――――――――――――――――――――――

ダンジョンマスターに選ばれたあなたへ。

あなたはダンジョンと融合しました。今あなたがいる部屋はダンジョンのコアの中です。あなたの使命は出来るだけ多くの侵入者をダンジョンの中に誘い込み、その侵入者を殺害することです。侵入者を殺害すればダンジョンポイントを獲得できます。侵入者とは人間のことを指します。人間以外の生物がダンジョンに侵入し、殺害してもポイントには反映されません。ダンジョンはモンスターやトラップ、宝箱などのオブジェクトを創造することができます。それらには維持費がかかり、またダンジョンそのものを維持するだけでポイントを毎日消費するため、定期的に人間を殺害できなければ、人間が食事できないと餓死するように、あなたはダンジョンコアと共に崩壊し、死に至ります。また貴方がいるダンジョンコアは直系10cmほどの小さな球体です。ダンジョンコアを侵入者によって破壊されても、あなたは消滅、つまり死にます。ですがダンジョンが死ねばまた新しいダンジョンがどこかで発生します。あなたはいくらでも替わりの効く存在ですが、あなたが出来るだけ長くこのダンジョンを維持し、侵入者を殺害できることを願っています。

―――――――――――――――――――――――


長谷川は右上にあるバツ印をいちべつしながら、このボードに書かれている内容について考えていく。ダンジョンの説明については自分が想定していたことと多くは違わなかった。だがまず自分がいるこの深淵の部屋が直径10cmの球体の中であるというのは正直信じがたい。といってもその真偽を確かめるすべがないので、疑っても仕方がないのだが。


ダンジョンには維持費がかかる。そしてその維持費に使われるダンジョンポイントは人間を殺すことでしか入手できない。


つまりはだ、侵入者からダンジョンコアを守り、そしてポイントを獲得するためにはモンスターやトラップを有効的に使う必要があるが、モンスターやトラップによってダンジョンが非常に危険な存在だと思われ、人間がダンジョンの中に侵入し無くなれば、いずれポイントが無くなり消滅してしまうということだ。



人間を殺害する為に存在するダンジョンが、実は一番人間に依存している。


「…たまんねぇな、おい」


明らかに長谷川にとっては不利であるし、持続可能だとは思えない。人間を殺すことが使命だといわれても、こんなことをしでかした存在がなんの意図をもって人間を殺そうとしているのかも分からない。


その説明もなく、なによりも自分が死んでもまた新しいダンジョンが生まれるという話を考えても、このダンジョンを生み出した存在にとっては、自分はただの駒でしかないのだろう。


神だか別次元の知的生命体か、なにかは知らないが。


まぁ”向こう”のことを考えて仕方がない。

長谷川は説明文の右端にあるバツ印を押した。すると今度は説明文だけでなく、映像らしきものが映されたボードが長谷川の手前、そして左右に一枚ずつ現れた。まるで近未来のドラマに出てくるオペレータ室にいるみたいだ。


ほんの少しだけ胸が熱くなるような感情を抱きながらも、長谷川は冷静にそのボードに画かれた映像と文字を読んでいく。


―――――――――――――――――――――――

ダンジョンクエスト

level1

※ダンジョンの種類を選択しよう□

※階層のタイプを選択しよう□

※ダンジョンを拡張しよう□

※モンスターを造ってみよう□

※ボスモンスターを指定しよう□

※ボスモンスターを操作してみよう□

※罠を設置しよう□

※オブジェクトを設置しよう□

―――――――――――――――――――――――


このクエストの書かれていることをして行けば良いのだろうか。まぁなにも分からない以上はクエストをこなしていくしかないだろう。


しかしあれだ、クエスト欄と3Dグラフィックのように画かれたダンジョンコアが映る画像を除いて、操作方法やダンジョンの作り方などの説明文が一切ない。なんて不親切なんだ。本当に自分は使い捨ての駒でしかないのだろうな。


とりあえず適当にクエスト欄の文字をタップしてみるか。そう思って”ダンジョンの種類を選択しよう”の※の所を押したら画面が切り替わった。


切り替わったボードには、3Dグラフィックが映るとなりのボードと同じ画面が開かれている。しかしその画面は一回り小さく、ボードの右側にはコマンドらしき一覧表が映っていた。


ダンジョン設定という文字だけ赤いマークが点滅していた。それを押してみる。どうやらこれで良かったらしい。


ダンジョン設定には”ダンジョンの種類の選択”と階層タイプの選択”、そしてダンジョンの拡張の三つの欄が映っていた。


赤いマークで点滅する”ダンジョンの種類の選択”欄を押してみると小さなボードが手前に飛び出した。


―――――――――――――――――――――――

ダンジョンの種類を選択してください※ダンジョンの種類によって、造れる階層の大きさや広さ、モンスターの種類などが一部異なります。ダンジョンの種類は一度選択すると二度と変えることはできません。


・ドーム型ダンジョン□

・塔型ダンジョン□

・洞窟型ダンジョン□

          どれをせんたくしますか?

―――――――――――――――――――――――


どうやらダンジョンの種類によってダンジョンの方針を決めれるようだ。そしてそれは二度と帰ることが出来ないと。であるならあらゆる想定を考慮して、真剣に考える必要がある。


だがその前にダンジョンの特長を知らなくては。


各ダンジョンの名前の文字をタップするとさきほど手前に出て来た、ちいさな画面が切り替わった。


なるほど、ドーム型ダンジョンはノーマルタイプのようだ。造れるモンスターの種類や、階層の最大数、そして階層ごとのエリアの広さも他と比べて平均的らしい。最大階層は50階。階層の広さは最大で10平キロメートルのようだ。


塔型ダンジョンは天使系や飛行型モンスターの種類が多くなる半面、アンデット系や悪魔系の種類が減ってしまうらしい。そして最大階層は100階。広さに関しては階層が小さいほど広く、大きいなるほど狭くなっていくとのこと。


洞窟型ダンジョンは塔型と反対で、アンデットや悪魔系の種類が増える代わりに、天使系や飛行型のモンスターが減ってしまうようだ。そして最大階層は25階。階層の広さは階層が小さいほど狭く、大きいほど広くなるとのこと。


モンスターの種類や能力について細かいことはまだ分からない以上、考える範囲は狭いが、人類がご丁寧に剣と魔法だけで戦ってくれるとは思えない。日本の民間人ならどうなるか分からないが、自衛隊が銃や爆弾、大砲、ミサイル、戦車に戦闘機にヘリコプターのような現代兵器のフルコンボで攻めてくるだろう。


こちらもゴジラのようなとんでもモンスターを造れたら抵抗できそうだが、借りに造れたとしても簡単に造れるとは思えない。もしダンジョンの広さや高さをこちらが自由にできるなら、一階は小さい通路にして戦車やヘリコプターなどの大型な兵器の侵入を防ぎ、二階層は開けた空間にして、飛行型モンスターを大量に配置する戦法もとれるかもしれない。


しかも塔型ダンジョンなら階層も増えるため、先程の戦法を最大で50回通り行う事が出来る。そうすれば戦車やミサイル兵器などを分解して、運んで組み立てたとしても、3階層目に進むににはまた分解しないといけなくなるため、あいてに大きな労力を支払わせることもできる。


洞窟型ダンジョンの場合はアンデットや悪魔系がどんな能力をもっているかだ。例えば不死や蘇りなどといった特性だったり、デバフ系や即死系能力を持っていればトラップ特化と相性がいいかもしれない。造れる最大の階層が少ないのがすこし不安材料だが、階層が大きくなるほどエリア面積も広くなっていくから、大量のトラップを一度に配置できるのは大きな強みになる。


となると、自分のアドバンテージを殺すかもしれない、中途半端なドーム型は一番危険だ。そして対戦車やミサイル・飛行兵器の対策は洞窟型ダンジョンでもできる。


よし、洞窟型ダンジョンにしよう。選択確認の”はい”を押すとまたあの声が聞こえた。


『ダンジョンクエスト”ダンジョンの種類を選択しよう”をクリアしました。クリアボーナスとしてダンジョンポイントが+1000P増えました』


侵入者を殺さなくてもクエストをクリアしたら、ダンジョンポイントを得られるのか。なんの説明にも書いていなかったぞ。やはり不親切すぎる。もしかしたらいろんな隠し設定も存在するかもしれんな。


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