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象徴詩『転向臓器を造る』

掲載日:2015/11/27

解離性カプセルに手足の潜った人群

雨晒しの白濁とアルミ箔

歪曲改善剤に粒子状に収容されている


幻影集合住宅

脱転と分解阻止は社会適用

届け出はヒダヒダ資本

計器の数字はデタラメ

関係が死んだ日付け


痛覚の舞踏は三拍子

擬頭体の壊死

縫合糸で繋いだ舌より落下する自己が

塹壕の兵隊に撃ち落とされるメランコリー湖畔

鉛玉を包む脂肪の凝り


折って抜いた骨

接いで造るシュペルヴィエル塔には

六つの理想臓器

それぞれ五色と五識に対応し

六つ目は半透明と意識臓器の抽出


水に潜る短い手足が千尋腹を潰し拡張して

作為当為の枯れた風車を悠然と回している

病んだ下作の麦を碾き

黒い粉に古い毒を入れ

膨らます


角笛のメリカリ 屡鳴き

赤い電燈 堕ち哭き

イドに烏羽玉の雛を呑む


露見不全

疎隔と眠りが訪れて


夜 離脱する霊魂が

星肉を喰らい合う集合が

共生化を施されているのが


乾燥した蝸牛に這う


無限に増え続ける

外付けの臓物







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