愛しい貴方は
愛しい貴方は、私にその小さな背を向けて何処かへいってしまった。
貴方を見送る為にふっていた右手は微かに震えていた。
どうして行ってしまったの、私になにか不満があったの?
あんなに好きで、愛してて
それなのに、くだらないことが理由で別れが来た。
別れはいつか来る物。
分かってた、でもまだ私には覚悟が足りなかった。
本当はまだ好きだったのに。
『アンタなんて嫌いに決まってんでしょ?!』
なんて、私の強がりのせいだった。
私にとっての太陽は貴方で、私は月。
貴方が居ないと輝けない。
もう、終わりは来た。
貴方はもう、戻ってこない。
だけど、私は貴方を忘れられないの。
だからね、ずっと片思いしてもいいですか?
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貴方にも、別れてもずっと好きで入れるような大切な人はいますか?