表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
四愛 ~人生の価値~  作者: 尖角
-次の章-
6/22

~次の望み、 次の願い~

 梅花との夢から、3日が経った・・・。


 あの手を繋いだ時の温もりを、そっと思い出す。



 すると、何とも言えない感覚が“ゾゾッ”と体中を襲うんだ。




 心は冷え切っていた。  『・・・次の温もりが欲しい』っと。





 誰か・・・誰か・・・。  誰か、俺を愛してくれよ・・・。




 ――心が そう訴える。   ――俺には誰もいやしないのに・・・。














 そう、現実には俺を愛してくれている人など誰もいない。


 こんな足の不自由な俺を愛す者など、この世に誰一人として存在しない。



 チクショウ! チクショウ! チクショウ!!  ――心が そう叫び散らす。




 駄目だ・・・。  駄目だ、もう一度・・・。  もう一度だけ、誰かに愛されたい。






 ――俺の心には、希望の光が宿る。   ――夢という名の儚い希望の光が・・・。











 俺はそう思い、静かに眠る。  ――『いい夢が見れますように・・・』っと。











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ