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四愛 ~人生の価値~  作者: 尖角
-蓮の章-
10/22

~夜空に浮かぶ星の数は、想いの数で~

俺:「先輩!!  俺、先輩の事が好きなんだ!!」






 俺は想いの限り、叫び散らした。




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 ――静かな道場に響き渡る声。  幸い、道場には俺達二人以外、誰もおらず。






 ――しかし、その突然 放たれた恥ずかしい言葉に、蓮先輩は大きく反応を示す。
















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蓮:「えっ!?」「それって、本トなの・・・?」



 ――蓮先輩は俺の言葉に、驚きを隠せないような表情で そう言った。




蓮:「でも、ごめん・・・」

 :「わたしには・・・彼氏がいるの・・・」


俺:「えっ!?」



 俺はその衝撃的な告白を聞き、身体に電気が走るような感覚を味わった。


 だが、時は待ってなどくれない。 だから、先輩は俺の思いなど気にせずに、話を続けた。



蓮:「気持ちは嬉しいよ?本トにありがとう・・・」

 :「だけどね?私はその彼氏の事、好きじゃないんだけど・・・」



 そこで、蓮先輩は何か思いつめたかのように深くため息を吐く。



 そして、それから深呼吸をし、何か覚悟を決めたかのように話を続けた。



蓮:「あのね? 私の彼氏、すごく暴力的で・・・」

 :「だから、また別れたいなんて言ったら、絶対に殴られる・・・」

 :「昔は、そんなことする人じゃなかったんだよ??」

 :「だけど、いつのまにか、変わっちゃって・・・私、辛いよ・・・」




 そう言って、蓮先輩は一粒の涙で頬を濡らした―――――。











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