30歳秒読み! 誰でもいいから私を貰って!
私は物凄く焦っている。
つい最近、7年も付き合っていた彼と別れたばかりだからだ!
別れた原因は? “彼の浮気。”
私よりも10歳以上も下の女の子と彼が浮気した。
そもそも私と彼はセックスレで、彼とは何年も体の関係をもってない!
私と一緒に居ると? 焦るらしく体の関係を持たないと想えば想うほど
体が拒むらしい。
・・・なんとなく彼の言う事も分かっていたから、それ以上彼に
私から何か言う事はなかった。
だが、彼はいつも焦っていたんだと思う!
でもある時から、彼はその努力もする事はなくなっていった。
“浮気だ!”
他に好きな女の子がデキて、その女の子とは体の関係もスムーズに
デキていたんだと思う。
だから私に彼はこう言った。
『済まない! “他に好きな女の子が居て、俺その子の事本気で好きに
なったみたいなんだ!”』
『えぇ!?』
『“俺と別れてくれないか?”』
『嘘でしょ! 7年よ! 7年も付き合っておいて、今更別れたいとか
そんな言い分通ると想ってるの?』
『瀬里には本当に申し訳ないと思ってるよ、でも? もう関係は冷めきって
たんじゃないか! 頼む、理解してれ!』
『“その前に、その女に会わせてよ!”』
『ダメだ! 彼女には関係のない話だろう!』
『関係ない? 関係大ありじゃない!』
『とにかくダメだ! 俺は彼女と一緒に生きていきたいんだ!』
『・・・な、なによ、バカ!』
『俺は何て言われてもいいけど、彼女の事は絶対に悪く言うのは許さない!』
『そ、そんな言い方ズルいわよ、私はずっと遠夜の事が好きだったのに!』
『もうこれで終わりにしよう。』
『・・・ず、ズルい男!』
『さようなら。』
『・・・・・・』
こうやって私は7年も付き合っていた彼と別れた。
そして30歳手前、30歳秒読み!
もう相手なんて誰でもいい! 私と結婚してくれる男性なら誰でも!
そう思っていると? “変な男どもが私に近づいてくる。”
別れたばかりだと本能的に思うのか? やたら私に近づいて来る男達。
『ねえねえ、お姉さん? 1人?』
『・・・1人ですけど。』
『横いい? 一緒に飲まない?』
『別にいいですよ。』
決してカッコいいとはいえないが、軽そうでよく喋る男!
一人よりはマシかとナンパしてきた彼と一緒にお酒を飲む事にした。
『結構、お酒飲める方?』
『そんなに飲めないかな? たまに飲むぐらいで!』
『じゃあー今日は飲もうよ~俺が看病するからさ。』
『それなら飲んでもいいかな?』
『ノリがいいねぇ~ そうこなくっちゃ!』
私はいつの間にか? ベロンベロンにお酒に酔っていた。
そんな私をこの男はタクシーに乗せて、まっしぐらに○○ホテルに
連れて行く!
『先にシャワー浴びるけどいい?』
『・・・・・・』
『勿論いいよね! そのつもりで○○ホテル連れてきたんだからさ。』
『・・・う、うん? ココ何処?』
私は間一髪のところで、○○ホテルから一人出る事に成功!
この男がシャワーを浴びている間に目を覚まし、私は一人トボトボと
歩いて家に帰る。
誰でもいいとは言ったけど? 体の関係からはじまるのはイヤ!
・・・でも? そんな贅沢も言えないのか?
私の周りの女友達はほとんど結婚して子供も居るわ!
私も誰でもいいから結婚したいの!
『・・・ど、どうも、』
『は、初めまして!』
『ボクと結婚前提でお付き合いしてもらえませんか?』
『・・・・・・』
私に結婚前提で付き合いたいと言ったこの男は、、、?
身長180㎝、体重計180㎏、巨漢の男だった!
黒縁眼鏡は手の油なのか? ベトベトで曇りがち。
息づかいはやたら荒く、鼻息も凄い!
真冬と言うのに、T-シャツ短パン、ビーチサンダル。
流石に、この男はヤバいか?
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




