45:FAその31 【インド人と殺人ウニ】(2019.8.26)
インド人とウニのテーマでこんなに衝撃的な復讐劇を書けるのって、才能だと思う。
己の死を覚悟して念願の復讐を果たす時、たぶん自然と笑みがこぼれるもんなんじゃないのかなって思います。
こちらのFAの小説作品は現在は無いので、残念ながらこちらの記事でのみ雰囲気をお楽しみください。
それでは当時の製作記事をどぞ( ^^) _旦~~
********
作品:【インド人と殺人ウニ】
作者:木場兇太郎様
タイトルからして物騒な……。そしてなにやら不穏なFA。
どういう作品か気になる方は是非とも小説をお読みになってみてくださいね!
さてさて☆
この作品、壮絶な戦いを主人公は繰り広げるのですよ。敵は大きな殺人ウニ。その脅威は人々そ震撼させ、ウニとは思えぬ動きで人間を死に至らしめる……。
まるで映画【JAWS】を観ているかのような作品。
人間とモンスターとの壮絶な戦いの作品です。
この作品の中の一番の見どころ、そこをFAにしようと思いました。
主人公が自らの命と引き換えに、憎い敵を倒す。
勝利と自らの死を確信したまさにその瞬間、主人公は一体どういう表情をしているのだろう。そこが私の最も表現したいところでした。
主人公の凄まじい執念、憎悪、そして勝利への渇望、喜び。
様々な感情がきっと彼の中で渦巻いていたと思うんです。もはや普通の人では考えられないような思考の境地にいたはずです。
余計なものをそぎ落として、シンプルな線のみで描きました。
ただそれだけだとどのシーンかはっきりとしないかもしれないので、コマ割りをして左下の方に次のシーンを描きました。これでどのシーンかわかりますよね?
まだ自分の中ではもっといい表現があったのではないかとも思います。
アップで表情に注目したかったのもあるんですが、全体像を描いてしまうと、凄惨なシーンでもありますのでそこは自重。
この凄絶なバトルシーンをもっと描いてみたかったですけれどね。
私のこのFAだけでは描ききれないものがある作品でした。
********
ウニを怪物にして壮絶な戦いを繰り広げさせるという発想が凄いですよね。今ならもっと血生臭く激しいバトルシーンを描けるんじゃないかと思います。当時に今の画力があればなぁ。
それにしても木場様の作品は凄く好きだったので、またなろうに復帰してほしいですね。すでにこの作品もなろうに無いのが残念です。
それでは次いきましょー!