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❖あまねの創作手帳❖  作者: 雨音AKIRA
❖伝説のインド人とウニ企画へのFA❖
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39:FAその25 【『LV5』 : 口から火を吹きます】(2019.7.7)

我ながら会心の出来と思う一枚!

これまた表現の難しかった一枚。でもお気に入りの一枚です。


それでは当時の製作記事をどぞ( ^^) _旦~~


********


作品:【『LV5』 : 口から火を吹きます】

作者:賽子ちい華様

https://ncode.syosetu.com/n4995fp/


挿絵(By みてみん)


作品名からして一瞬、ダ〇シム的な存在を想像したのは私一人ではないでしょうw

ん?なになに?火を吹くってどういうこと?と気になった方は、是非とも小説作品をご覧ください!


さてさて、こちらの作品、実はFA難しいな~と思った作品の一つでありました。

小説を読んでいただければわかるかと思いますが、その作風が独特で、ハッキリとした絵に起こすのが難しい世界観だったのですね。


リズム感のある言葉の選び方。短くとも心に訴えかけてくる世界。

ただ単にアクションや面白さだけの作品ではなく、そこにあるのはインド人と日本人が持つ世界を表現しています。

風習や、宗教観、異なる常識、二つの国がもつ様々なものが混然一体となってこの作品を作り上げています。


この概念を絵に起こさなければ、本当にこの作品の真を捉えたFAにはならないだろうと思いました。

うん、流石賽子様の作品だ。


二人の幼馴染を取り巻く国という壁、日本人ではわからないその壁を主人公達は理解して、それに立ち向かおうとしています。


主人公の二人が手を取り合って、必死な様子を描きました。

この表情と二人がしっかりと手を取り合っているところが大事です。


そしてさらに今回は背景にもかなり工夫を凝らしました。

カレーとウニの共演。

作中に印象的に描かれているのですが、これは描かない手はないだろうと。

これがですね、作中の文章で読むと面白いのですよ。よくこのような表現を思いついたなと。マジですごい!(対する私の語彙力よ……トホホ)


そしてそれを中心にして、二つの国の風習や宗教観を描きました。

インドのサリーを着た女性、インドの仏像、日本の神社、お宮参りの女性。

二つの国の価値観や宗教観の違いが、対立して理解できないモノではなく、カレーとウニのように、ひとつとなって優しく見る人の下に届くようにしたかった。

決して二つの国の違いは、乗り越えられない壁ではないと。

それがこの作品の大切なテーマだと思うからです。


私の描いたFAの中でとてもお気に入りの作品です。

この作品を読み解いて、FAを描かせていただいて、表現できたことが自分にとって大きな糧となりました。


********


自分でも想像つかないようなイラストを描けるのは、その小説作品の力があってこそ。自分だけの想像力ではこのイラストはできなかったですね。作者様の想像力に感服です!


それでは次行きましょー!

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