26:FAその12 【全国スペリング選手権大会決勝!】(2019.7.1)
あえてちょっとダサく描くってことも表現の上では必要なのかも。
フリーハンドの味わいを追求した、ある意味意欲的な作品。
コメディ×古い感じの作画
スタイリッシュでなく、どこか親しみのもてる古臭さを感じる絵。
そんな絵だからこそ出る味わいがあるんじゃないかなって思ったんですわな。
描こうと思わないと、こういう風な作画はできないですし。
それでは当時の製作記事をどぞ( ^^) _旦~~
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【インド人とウニ企画】の投稿作品、陸なるみ様の作品へのファンアートとなります。
作品:【全国スペリング選手権大会決勝!】
作者:陸なるみ様
https://ncode.syosetu.com/n2208fp/
こちらの作品は、スペリング選手権の様子を描いた作品です☆
そういう大会が実際にあるなんて、読むまで知りませんでしたw
大会の緊迫した様子が書かれておりますので、気になる方はどうぞこちらの作品をお読みください。
さてさて☆
このスペリング大会はどのように描こうか。そう迷う前に、もっとも印象に残ったシーンが頭から離れなくてですねw
えぇ、このシーンですよwこの「ブーッ」ってとこww
もう頭の中がすっかりコメディ風になってしまい、大会の様子はTVに映して、校長先生のこのシーンをメインにしております。
主線はサインペンのブラシを使用しました。黒色を使用しているのですが、サインペンブラシの特徴は若干かすれたり重ねると濃くなったり、実際のサインペンの描き心地に近いなぁという印象です☆
主線は綺麗に整えるというよりは、コメディらしく少しずれたような感じにしてあります。
色塗りは線画と同じレイヤーでのベタ塗り。原色系の色味を使って、昔のパソコンで描いたような絵をイメージしました。この主線と同じレイヤーで色塗りもするというのはあまりやらないのですが、今回は昔風ということでやってみました。
主線と同じレイヤーですので、範囲を選択したりする手間がなく、一気に塗れるのが利点ですね☆
難点としてはやはり修正がしにくいこと。消しゴムを使うと主線も消えてしまうので、大幅な修正には向きませんね。また色味の調整もレイヤーで分けているとしやすいですが、1つのレイヤーにまとまっているとやはり不便を感じます。
この違いがわかっただけでも今回の収穫ということで。
シンプルな主線と塗り、原色系の色味、このあたりをもっと突き詰めて行ったら、海外のアニメ風でいい感じのイラストが描けるようになるのではないかと思いました。
そういえばこのTVの画面、ずっと使ってみたかったモザイクの加工を施してあります。TV画面らしくなるかなぁと。そしてモザイク加工って使う機会がほぼないですねw
今回は「ブーッ」の文字が上手くかけたと自負しております。
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こういう作画で行こう!と決めて、上手くできたと思う一枚。純粋な絵の上手いとか下手とかでなくて、狙った効果が出せたと言う意味で自分の中でよくできたなと思います。
こういうビビットな色は普段は選ばないんですよ。でもちょっとダサいかな?っていう風にしたかったからこそこの配色。校長先生のジャージの配色とか、なんかこういうの着てる先生っているよねーって感じだしwまぁイギリスの先生のジャージがどんなんかは知りませんけどもw
PCのマウスで頑張って作画した感も、なんか見てて面白いなって思う。
あとは「ブーッ!」の文字が会心の出来ですねw(。-`ω-)
ふは!笑ったところで次行きましょかねw