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優しい彼女に、僕はたっぷりと甘えてみたい!

作者: 七瀬
掲載日:2021/10/15








僕の彼女は、誰にでも優しい。

僕にだけ優しい彼女で居てほしいと僕は望んでいるのだけど?

それは、無理だと分かっている。

僕は素直に、彼女に甘えられない。

きっと、“男のプライド”という魔物が僕の邪魔をするのだろう。

カッコつけで、僕の弱いところを彼女に見せる事が恥ずかしいのだ。

僕の彼女は、そんな僕の性格を分かっているからいつも僕には笑顔

でいてくれるよ。




・・・本当は、泣きたい時や辛い時に彼女にたっぷり甘えてみたい!

【弱音って?】どんな時に出せるのかな?

僕には、そのタイミングがよく分からないんだ。

一度でいい、僕は君に甘えてみたい。






 *




・・・数日後、久しぶりに僕は彼女に会った。

彼女は、僕に会うなりこう言ってくれたんだよ。



『理人、何かあったの?』

『えぇ!?』

『顔が凄く疲れた顔してるから。』

『・・・えぇ!? そんな事ないよ! ほら? 元気でしょ!』

『無理してるでしょ! 私の前で無理しなくていいよ。』

『・・・ううん。』







彼女には、何でも僕の事がお見通しなのだろうか?

直ぐに、バレてしまった。

今は何をやっても僕は、上手くいかない時期のようだ。

仕事も失敗ばかりで、上司に怒られてばかりだし。

だからなのか? 僕にやりくない仕事を全て回してくる。

僕は心が本当に折れそうになり、心底疲れていた。

そんな時、彼女と会って彼女の笑顔に触れて凄く癒されたんだ。

僕はあんなにも、彼女にたっぷり甘えてみたいと思った事はない!

でも? またもや、僕のプライドが邪魔をして、、、。




『まあ、今日は僕が何でも美味しいモノを食べに連れててあげるよ。』

『わーい、嬉しい!』




・・・“少し違うんだよな?”と僕は心の中で思ってしまう。

もっと、こう、君に甘えたいんだよ!

まあ、どんなにシュミレーションしたって出来ない事なんだけどね。

恥ずかしくて、彼女に僕の弱みを見せる事が出来ないよ!

彼女の前だと? 勝手だけど“強い男でありたい”と思うから。

弱い部分なんて、見せられない。





僕は彼女を連れて彼女が好きそうなスイーツのお店に行った。

彼女は、甘い物が大好きなんだ。

僕もお酒を飲まないから、どちらかといえば甘い物ずき。

僕と彼女の共通点は、【甘い物】だった。

スイーツバイキングに二人の休みの日に行く事がお決まりになっていた。

彼女となら? 何をしていても楽しいのだけど...。

特に、スイーツを食べてる彼女を見るのが僕は大好きなんだ!

口いっぱいに頬張る彼女が可愛い。



『ほらほら、見てみて! これ、美味しそうだね?』

『うん、そうだね!』





なんだかな? 彼女のあんな顔を見たら!

何でも彼女の為に、やってあげたくなったくなるんだよ。

僕の可愛いかわいい彼女。

どうしたら? 僕は優しい君にたっぷりと甘えられますか?

いつか、君に甘える事が僕の夢なんです。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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