優しい彼女に、僕はたっぷりと甘えてみたい!
僕の彼女は、誰にでも優しい。
僕にだけ優しい彼女で居てほしいと僕は望んでいるのだけど?
それは、無理だと分かっている。
僕は素直に、彼女に甘えられない。
きっと、“男のプライド”という魔物が僕の邪魔をするのだろう。
カッコつけで、僕の弱いところを彼女に見せる事が恥ずかしいのだ。
僕の彼女は、そんな僕の性格を分かっているからいつも僕には笑顔
でいてくれるよ。
・・・本当は、泣きたい時や辛い時に彼女にたっぷり甘えてみたい!
【弱音って?】どんな時に出せるのかな?
僕には、そのタイミングがよく分からないんだ。
一度でいい、僕は君に甘えてみたい。
*
・・・数日後、久しぶりに僕は彼女に会った。
彼女は、僕に会うなりこう言ってくれたんだよ。
『理人、何かあったの?』
『えぇ!?』
『顔が凄く疲れた顔してるから。』
『・・・えぇ!? そんな事ないよ! ほら? 元気でしょ!』
『無理してるでしょ! 私の前で無理しなくていいよ。』
『・・・ううん。』
彼女には、何でも僕の事がお見通しなのだろうか?
直ぐに、バレてしまった。
今は何をやっても僕は、上手くいかない時期のようだ。
仕事も失敗ばかりで、上司に怒られてばかりだし。
だからなのか? 僕にやりくない仕事を全て回してくる。
僕は心が本当に折れそうになり、心底疲れていた。
そんな時、彼女と会って彼女の笑顔に触れて凄く癒されたんだ。
僕はあんなにも、彼女にたっぷり甘えてみたいと思った事はない!
でも? またもや、僕のプライドが邪魔をして、、、。
『まあ、今日は僕が何でも美味しいモノを食べに連れててあげるよ。』
『わーい、嬉しい!』
・・・“少し違うんだよな?”と僕は心の中で思ってしまう。
もっと、こう、君に甘えたいんだよ!
まあ、どんなにシュミレーションしたって出来ない事なんだけどね。
恥ずかしくて、彼女に僕の弱みを見せる事が出来ないよ!
彼女の前だと? 勝手だけど“強い男でありたい”と思うから。
弱い部分なんて、見せられない。
僕は彼女を連れて彼女が好きそうなスイーツのお店に行った。
彼女は、甘い物が大好きなんだ。
僕もお酒を飲まないから、どちらかといえば甘い物ずき。
僕と彼女の共通点は、【甘い物】だった。
スイーツバイキングに二人の休みの日に行く事がお決まりになっていた。
彼女となら? 何をしていても楽しいのだけど...。
特に、スイーツを食べてる彼女を見るのが僕は大好きなんだ!
口いっぱいに頬張る彼女が可愛い。
『ほらほら、見てみて! これ、美味しそうだね?』
『うん、そうだね!』
なんだかな? 彼女のあんな顔を見たら!
何でも彼女の為に、やってあげたくなったくなるんだよ。
僕の可愛いかわいい彼女。
どうしたら? 僕は優しい君にたっぷりと甘えられますか?
いつか、君に甘える事が僕の夢なんです。
最後までお読みいただきありがとうございます。




