43話:城ヶ島店の隣に2号店を出店
翌日、地元の三浦不動産の清水店長が来て、更地の相場は1500~1800万円、でも古家があり壊して更地にするには300万円は必要であり1200~1500万円位だろうと言った。すると峰子が即金で1200万円で、どうでしょうと提案。
板野太郎さんに聞くと仕方ないでしょうと言い売買成立して不動産屋さん必要書類を教えてもらい3日後に不動産屋さんに行き、必要書類を出して板野さんの振込先を聞いて、手数料36万円を払い手続き完了した。以前世話になった地元の工務店に電話した。
古家の解体と整地工事をお願いすると工事7日間で300万円の見積もりが出たので、お願いした。次に安田達夫の知り合いの格安住宅の北山三郎部長に、電話して前回同様、延べ床面積70坪のエレベータなしの3階木造の家を4千万円で引き受けてくれた。
その後、夢子が「妻有の里」から7人の調理師さんを派遣してもらう要員依頼し、地元でパート・アルバイト6人、正社員4人を募集し、面接して正社員1人と、パート・アルバイトの学生と中高年の女性を6人採用した。その後も正社員3人を継続して募集した。
木造レストランの建設工期が2ヶ月で3月13日完成予定となり、また以前、お願いした厨房を手がけた会社に、以前と同じようにお願いした。工期1ヶ月で4月14日となり、完成と同時に中古の調理器具を搬入し店のオープンを2008年4月19日・土曜とした。
今度の店は、洋食専門店で、ステーキ、ハンバーグ、シーフード、パエリア、ブイヤベースなど高級路線、テーブル、椅子も、隣の店と差別化した。従業員の制服も水兵さんをモチーフとしたしゃれたものにした。
食品の仕入れを金沢のコストコと横浜市南部市場からと決めた。庭が広いので、風の弱い日はパラソル席を4つ設けた。4月過ぎから、定休日の木曜に、昼から1時間ほど、横浜駅や東京駅、新宿、渋谷、川崎へ行き、職員総出で新装開店のパンフレットを配って回った。
また、パソコンのホームページを一新してオシャレなホームページを専門家に外注して作り替え、印象的で見やすいものに替えた。2008年4月18日・土曜は、三崎口の駅に店のハイエースを4台待機させ、旗を立てて、お客さんを待った。
すると特急電車が着くと28人が車に乗り込んで、店へ向かった。店では、水平さんのような制服で、店員が拍手で、お客さんを出迎え、新レストランに入ってもらった。ビーフステーキが、一番人気で売れ、サラダ、ワイン、ビール、ソフトドリンクが売れた。
ブイヤベース、パエリア4人前の注文が増え、サーモンステーキ、ケーキセットも出た。昨年から、双眼鏡の無料貸出し開始すると2階のベランダ席から埋まり庭のパラソル席も埋まっていった。
以前からの店では、麻婆豆腐、チャーハン、唐揚げ定食など中華とカツ丼、天丼など丼物や、ホットドッグ、ベーグルサンド、ハンバーグなど、お手軽な料理を中心に出す様にして差別化した。4月18,19日の土日は、1日、約60万円の売上。
4月20日からの1週間で350万円の売上であり、料理が全体に約20%高い設定なので、数量的には、以前とほぼ同じ売上で、五月の連休を含めて、1ヶ月で約1700万円と、まずまずの立ち上がりで安心した。
送迎が間に合わないので、もう2台300万円で中古のハイエースを購入し運転手兼の職員を2人雇った。半年で、売上6千万円。しかし、この年のリーマンショックの影響もあり、年末年始のお客さんの数は、期待したほど多くなかった。
それでも高級路線で、冬場は、ビーフシチューやフカヒレスープ、特選ブイヤベースなど新しいメニューも考え、いろいろ工夫して売上が、下がらないように職員が、アイディアを出し合って店を盛り立てていた。
2009年3月20日に、テレビ神奈川の番組で、この新しい店の制服の目新しさや、眺望の良さ、豪華料理を紹介してもらう幸運に恵まれて、4月から急に混雑してきて、ベランダ席は、6人席で予約制として席料金3千円を徴収することにした。
テレビ放映の影響は大きく入り口に折りたたみ椅子を10個買い増した。また、待ってもらう、お客さんが増え隣の店が開いてる場合、その席に座ってもらい料理を隣から持ってくる様に工夫した。そして6月末で8千万円と売上が増え隣の店も過去最高の売上となった。




