28話:新食品工場探しの話
店長が、じゃー店舗探しは、いつ開始するのか聞いてきたので製造が完全に新工場に移ってからですと言い、できるだけ早く探そうと答えた。この話が終わって店長が三井銀行に電話して融資の件1億円でお願いしますと言った。
最初に京王線の沿線に5つの店舗を作り環状8号線の荻窪から八幡山あたりに貸し工場を借りるつもりですと言い、契約書類を送ってくれるようにお願いした。その後、不動産屋に電話して環状8号線の近い所の貸し工場、貸倉庫を調べてもらった。
すると世田谷区八幡山に212坪の倉庫が月80万円が出ているとの情報があり5月の休みに見学希望を出し店長が、夢子と副店長を同行して工場を見ると十分な広さ。天井、壁、床を洗えば使えると言われ業者を紹介してもらい手数料10万円支払った。
そして賃貸契約を結んだ。来週の木金を店を休業にし50人の社員と運送業者に頼んで別館の機械を運んでもらった。火曜の夜に別館の機械を洗い1985年5月第3週の水曜日の朝8時から社員を別館に集めて機械の搬出とトラックへの積み込みを開始。
その後、運送屋のトラックと、夢子の亭主の9人乗りハイエースも借りて、社員を貸し工場に送り、機械の搬入は夢子と店長の指示の元に、計画した位置に設置した。機械の工場への搬入が17時に終了。材料も含めて20時に全て終了した。
明日、機械を動かし実際に商品を製造を開始。昨年買った4トントラックとハイエースと夢子の家のハイエースで、翌日は京王線の八幡山駅に朝8時に集合し若い従業員は、15分工場まで歩いてもらった。
翌日は、店長と副店長と夢子が2台のハイエースに乗り従業員を借りた工場に送り込んだ。9時には全員、工場に集まり、作業台に鶏肉を並べてスパイスを混ぜ込んだり大きなバットに入ったダンドリーチキンを出したりした。
また寒天を大きなたらいで作り始めて製造できるか問題がないか、点検した。延長ホースや延長コードなど必要な備品を近くのホームセンタに買いに行き午後3時には点検を終え、問題ないことがわかった。
次に製造した商品を会社の2tロングトラックに積むテストをした。工場の倉庫床の高さがトラックの荷台と同じになっており、重たい物でも台車で運べることがわかった。その後、試しに店舗まで実際に走ってみて所要時間と行く道を確認した。
立川方面は国道20号線で1時間かかることがわかり2tロングトラックがもう一台必要なことがわかった。工場の広さは、十分で以前の別館の施設の4倍の広さがあり駐車場も含めて十分な広さだった。
簡易トイレとシャワー設備を作れば工場の一角に12個の2段ベッドを置き仮眠できる場所も十分とれる。早速、知り合いの工務店に電話し2時間で作ってもらい工場の外にプレハブのトイレ男女別4つずつ計8つと4つのシャワーも至急つくってもらうことにした。
不動産屋さんが確認にきて、その時、最寄り駅からの徒歩経路を聞くと、もっと近い経路がわかり1.5km徒歩10分とわかり、今後、多くの従業員が電車通勤できる。若い人達には、徒歩で帰ってもらいハイエース2台でパートのおばさん達をのせて夢子も家に帰った。




