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生き残り兵乱記  作者: 遥か大地に
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戦後と産業開発の予定

備前の国 岡山城 宇喜多 直家


三村を攻めたが、思っていた以上に火縄が増えていた。国力もかなり上がっている。

元就が逝った故、様子見に攻めてみたが、正面からぶつかってたらまずかった。

しかも内通している連中の後ろに火縄を配しておった。

裏切りは見抜かれていると見ていい。

しばらくして、裏切り者が全て、屍体となって備前国境に放置されていた。

元親は家臣達を引き締めるため、裏切り者に対しての見せしめのために儂をいやこの戦いを利用したのだろう。



備中の国 備中松山城 三村元親


宇喜多はあっさり退いた。だが、あの謀略家のことだから何を仕掛けてくるかわからない怖さがある。

上方は織田が姉川で朝倉を撃破したが、浅井はどうしたのだろうか?。

浅井は何故か織田についている。

微妙に歴史が変わっているのか。

私のところでも、元範が妻を娶りました。

そして、実親を上田家に婿養子として入り、三村実親から上田実親となりました。

現在、常山城に入り、西美作の統治に力を入れてます。

実親から西美作の資源について尋ねてきました。

木材くらいしか思いつかない。

木を伐採し、木炭や木酢は作れるが、何か特産品を作ってやっていかないと、難しい。

岡山県の古い国名は備前、備中、美作、唯一、海に面していない。土地はまあまあ肥えている。何かしら産業開発を目指していく必要があるだろう。

何を行なうか、楽しみなところだが、謀略家の存在がそれを阻んでる。

秀清が入ってきた。

秀清「火縄なのですが、改良する必要があるかと思われるのですが」

俺は頷き、「破壊力か距離かかな?。それとも命中か、耐久性かな」

秀清「全てにおいてですが。」

俺は「分かった、やるとしても宇喜多との国境から少しずつ改良を、大丈夫という物を頼む、ところで伯耆はどうだった。」

秀清「なかなか良い鉄であちらにも火縄を作れるようにしようと思ってますが」

俺は少し考えて了承し、伯耆と西美作の厠清掃による硝石作りも行うことも伝えておいた。「火縄の部隊運営、かなり良くなっている。」

秀清は頷いた。「自身が持てるようになりました。また、兵が理解できるようにしたことも大きいかと」

俺は「改良することで部隊運営に苦労をかけることもあるが頼むな、火縄の開発の人員を増やそう。」

秀清は了承の返事をし、俺の前から離れて行った。

『大砲とかも考えていかないといけないか。

まだ、早いかな。いずれ大友が手に入れる前に手に入れられれば良いが、無理かな。作るか、かなり資金を奪われるか』

と物騒なことを考えていた。それと、家臣や領民の教育、随分先の話だが考えなければならないだろう


しばらくして、第六天魔王が比叡山を焼いたという情報が入った。

俺としてはやったかという思いと第六天魔王包囲網に関して参加、不参加を毛利としてどうするかを話し合いをすることになった。



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