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ある日の<俺> 9月10日。 布団が吹っ飛ぶ夢を見た

横殴りの風に吹っ飛んで、韋駄天走りに逃げていく布団を追いかける夢を見た。


捕まえようとすると、牛若丸のようにひらり、ひらりと身(?)をかわす。ここは京の五条の橋の上じゃないっつーの。


腹が立ったので、枕を人質に取ってやった。


人質(?)を抱えてパイプベッドに寝てこも・・・いや、立てこもっていたら、すぐに布団がしおしおと戻ってきやがった。


簡単に戻るくらいなら、最初から逃げるな! と、布団に一喝したところで目が覚めた。



せっかく干したての布団で気持ちよかったのに。

・・・俺、どっか悪いのかな?


いや、食欲はあるし。心配ないよ、うん。

き、季節の変わり目だしな!


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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