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ある日の<俺> 12月27日。魔女の一突き

西洋では、ぎっくり腰は「魔女の一突き」とも呼ばれるらしい。

ちなみに、これは元義弟の智晴からの豆知識だ。


魔女に腰を突かれた植木屋のハルさんの様子を見に行ったら、冷蔵庫の前でにっちもさっちもどうにもブルドッグ、いや、にっちもさっちもいかなくなってしまっていた。ドアを開けるのに、上体を屈め、手を伸ばした拍子に激痛に襲われ、動けなくなったらしい。


脂汗を垂らしながらうんうん唸るハルさんをおぶって、近くの整形外科に走った。手当てをしてもらい、痛み止めの薬をのんだら、だいぶマシになったらしい。やれやれ。


ハルさんからは、お礼に晩飯を奢ってもらった。トンカツ屋「とんとん拍子」(ヘンな店名)の上カツ丼は、美味かった。


金にはならないが、一食分浮いたからいいということにしておこう


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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