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ある日の<俺> 2015年12月22日。 冬至
本日起床午前六時。窓の外はまだ暗い。
『枕草子』にて、清少納言は「冬は早朝がよろしいですよ」と書いたけども、寒いよ暗いよ冬の朝。
明日の予定では、今日より三十分早い午前五時半に起きなきゃならない。それだと今よりまだ暗いよなぁ……。そう思い、ふと気づいた。
今日って冬至じゃないか。
ということは、明日は今日よりもう少し日の出が早くなる。明後日、明々後日にはもっと早く。そして、十日も経てば「冬至十日経ちゃ阿呆でも分かる」というくらい日が長くなるんだ。
日の出が一年で一番遅いのは今日だけ。夜が一年で一番長いのも今日だけ。
それなら、そんな特別な今日を楽しまなきゃな。
よし! まだ暗い今のうちに朝飯を食べ終えて、本日最初のお仕事、グレートデンの伝さんを散歩に迎えに行こう。今朝は公園巡りコースを一緒に走るかな。
ののか、パパは今日も頑張るからね!
これをブログの方で投稿した時、素で「夏至の日の<俺> 2015年12月22日。」と書いてました。
自分のボケ加減を自覚するため、そのままにしてあります……。