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ある日の<俺> 2014年8月25日。  毟り続けたいのに

久しぶりの晴れ間が広がる午前、砂原さんちで草むしり。


警報が出るほどの大雨は困るけど、地面が柔らかくなるから雑草の硬い根っ子を毟るにはいいんだよなぁ、などと思いながら手を動かしてたら。


蚊に喰われた。

目蓋を。


くっ! 痒い。みるみる腫れてきているのが分かる。薬、虫刺されの薬! 腰に付けたポーチに入れてあるけど、この泥まみれの軍手を脱がないと、薬塗れない。てか、軍手脱いでも手が汚れてるから下手するとよけい腫れる。


キリのいいところまで毟りたいのに! 


──まあ、いいや。ちょっとの間腫れるだけだし、ガマン。なんか目蓋がすごく腫れぼったくなった気がするけどガマン。


・・・そういや、今日は携帯蚊取り線香皿忘れたなぁ。


頑張れ俺。蚊なんかに負けるな俺。

藪に行くと、よく目蓋を蚊にくわれます。

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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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