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ある日の<俺> 2014年8月24日。  トッチャンボーイ

ブルテリアの文さんの散歩を終えて、飼い主の菅原さんと立ち話。


菅原さん、近頃娘さんに教わりながら始めたPCネット通信で、昔好きだったビリー・ジョエルの動画を見つけてとても懐かしかったらしい。


「それにしても、あれって今聴いても、どうしても『トッチャンボーイ』って聴こえるんですよねぇ」


『Uptown Girl』という曲についてらしい。そういえば、俺も聞いたことあるな。そんで、俺にもやっぱり「とっちゃんぼーい」としか聴こえなかったような。


「トッチャンボーイ・・・」


何故か、俺の顔をじっと見て呟く菅原さん。ん? 何かついてる?


「・・・何でも屋さんて、トッチャンボーイって感じですよねぇ。見掛けが、ってわけじゃないですけど、・・・雰囲気?」


いや、俺に聞かれましても。意味分からないです菅原さん。そして文さんよ、「ぼんぼん!」って、同意するみたいに吠えなくてもいいと思うんだ。

文さんは、菅原さんちのブルテリア。

文さんは、「ぼん!」と鳴く。

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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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