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ある日の<俺> 4月25日。 何故その名を知っている?

急遽、引越しの手伝いを頼まれ、大きなものから小さなものまで、怒涛のように梱包しまくった。


「明日は粗大ゴミの日なので、残りのものは捨てておいてください」と、依頼主の男性は手数料を弾み、慌しく去っていったが・・・


あの~、もしかして、これって。


・・・一部で有名な、<伊集○健>さんでは? 

お、俺が捨てるのか? 何かの罰ゲームか? それよりも男性タイプであることに驚くべきなんだろうか。


他人の趣味に口出すつもりは無いが、愛用、いや、愛玩していたなら、せめて自分の手で葬って(?)やって欲しかったと思うんだが・・・


いや、もしかしたらあまりにも慌しすぎて<彼>の存在を忘れてしまったのかもしれない。携帯に連絡入れてみよう。だけど、何て切り出せばいいかな? う~ん・・・


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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