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ある日の<俺> 5月14日。  13日の金曜日

朝、髭を剃るのに100均の手鏡を使っていたら、うっかり手を滑らせて割ってしまった。


出かけようとしたら、スニーカーの紐が切れた。


予備の靴に履き替えて、ドアを閉めて鍵を掛けようと思ったら、その鍵を落とした。付けてあったキーホルダーのマスコットが取れた。


外階段を下りたところで、黒猫(顔見知りの放浪猫、友田さんちのスミちゃん♀五歳)に横切られた。



別に、何も不吉なことは起こらなかった。

かといって、何か縁起の良いことがあった、ということもなかったけど。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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