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ある日の<俺> 12月30日。 いつかの年末・鏡餅アタック
この二十八日、寺の餅つきを手伝った。そしたら、帰りに住職が鏡餅くれた、でっかいの。昆布と干し柿と橙の乗った本格派。
ラッキー! って喜んでたら。
その後の二日間でさらに四人の人から鏡餅もらった。申し合わせたわけでもないんだろうけど・・・お陰で現在、部屋の中、鏡餅だらけ。お寺でもらったの入れて計五個。
せっかく厚意で頂いたものだから、なんとかかんとか場所開けて飾ってはみたものの、シュールだ・・・
「賽の河原・白い石積みバージョン」に見えてしまうのは、俺が疲れてるせいだろうか。
まあ、ここ二週間くらい、あっちこっち駆けずり回って仕事してるから、「お正月の用意、する暇もないでしょう?」ってみんな同情してくれたみたいなんだけどさ。
明後日にはもう新年とはいえ、一足先に正月が来てしまったような気がしてしょうがない。明日もまだきっちり仕事入ってるんだけどなぁ。