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ある日の<俺> 4月23日。ダックス・カルッテット?

今日は、葉山さんちのミニチュアダックスフント、月ちゃん、雪ちゃん、花ちゃん、風くんの夕方散歩を請け負った。


いつも葉山さんと一緒に歩いている道を、四匹は整然とした二列縦隊で歩いていく。いつもながら、躾の良いやつらだ。だけど、葉山さんご夫婦以外にこの四匹を同時に散歩させることが出来るのは、実は俺だけらしい。うーん。何でだろ? 元から犬猫には好かれる傾向はあるけど。


以前、元義弟の智晴にその話をしたら、「仲間だと思われてるんじゃないですか?」とぬかしやがった。ふん。


公園前で、グレートデンの伝さんとその飼い主の吉井さんに出合った。伝さんは小さいやつらにやさしい。ダックス・カルテット(?)も、伝さんと犬同士のコミュニケートをするのが楽しそうだった。


その光景に、吉井さんもうれしそうに目を細めていた。吉井さんにとっては、子供や孫の感覚なんだろうか。


夕方から天気が怪しくなってきたが、お散歩タイムに雨が降らなくて良かったな。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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