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ある日の<俺> 11月27日。 戦略的無抵抗?

枯葉の舞い散るこの季節、特に増える樋掃除の仕事。屋根に登るのに、伸縮自在のアルミ梯子が大活躍だ。


降りる時も慎重に、と思ってたのに。


何をぼんやりしてたのかな、最後の一段踏み外して梯子ごと横倒してしまった。幸い怪我はしなかったけど・・・


近くの桜の木に止まってたカラスが、「アホー!」と鳴きやがったのがなんかムカつく。あいつ、この間、俺の頭の上に胡桃を落とそうとしたやつじゃないか?


お前の方がアホー! と下手糞な鳴き真似してやったら、カラスのやつ、止まっていた枝からこちらに向かって一直線に羽ばたいて、ボトッと糞を落としていきやがった。


やんのか、コラ!


・・・

・・・


腹立つけど、やらねーよ、コラ! カラスの敵認定の恐ろしさは、話に聞いて知ってるからな・・・。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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