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ある日の<俺> 11月24日。 猫たちの不思議

平日の昼下がり、駅裏の不法駐輪の群れ。


あっちのミニバイクのサドルに一匹。

こっちの自転車の籠に一匹。

そっちのママチャリの荷台にも一匹。


様々な柄の野良猫たちが、互いに我関せずといった様子で思い思いに寝ている。寒そうに、足を体の下に縮めるようにして。


・・・いつ見ても、シュールだ。


彼らは何故、わざわざ自転車やミニバイクに群がるのだろうか。近くの空き地に行けば、枯れた雑草が干草のベッドみたいになってるのに。今日みたいな天気の良い日は、隙間だらけの自転車のカゴなんかで寝るより、断然あったかいと思うんだけどなぁ。


猫って、不思議だ。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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