表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

272/520

ある日の<俺> 10月18日。 野良で生きる猫よ・・・

朝と夕方は、本当に冷えるようになった。昼間は・・・気温はそうでもないんだろうけど、陽に当たってると暑い。


そんな微妙な日和の、十月の昼下がり。日当たりのいい地べたで、野良猫が寝てた。


ただ寝てるだけならよく見かけるけど、でっぷりと太ったサバトラのこの猫、仰向けで熟睡してた。腹出して。ついでに、タマタマも丸見えだ。


・・・野良の危機感とか、生存本能とか、そういう色んなものを忘れてるとしか思えないその姿。こいつ、これからも無事に野良をやっていけるんだろうか、とちょっとだけ心配になった。


おい、サバ。せめて歩行者に踏まれないよう、気をつけろよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ