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ある日の<俺> 9月30日。  彼岸花は唐突に

ちょっと太り気味のコーギー、コロンちゃんと朝の散歩で公園へ。

そしたら。


ばばーん。


・・・いや、「ドォーン」でも「ズザッ」でも「ザッ」でもいいんだけども。


彼岸花ってやつは、どうしていつもこんなふうに、いきなり壁のように出現するんだろうか。一昨日ここ通った時は、確かに彼岸花のひの字も見当たらなかったのに。


演出なのか? 自己プロデュースしてるのか? 彼岸花たち。


確かに、一瞬で目を引きつけられるけれど。


家に持って帰って飾っておくと火事になる、とかいう迷信があるけど、こいつら見てるとそんな迷信も信じられるような気がしてくる。


だって、赤いんだ。

生き生きと、燃えるように赤いんだ。


綺麗なんだけど、何だか・・・何なんだろ。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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