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ある日の<俺> 9月27日。  風呂の蓋の上は極楽

風呂のドアを開けたら、湯船の蓋の上に居候の三毛猫。


九月も下旬になって、ようやく涼しく、というより、数日前から夜は寒いくらいになった。蓋が快適でぬくぬくなのは分かるけどさ。俺、風呂入りに来たんだから、そこをどけ。


ふにゃっ!


「何すんだ!」とばかりに、だらけた姿勢から瞬時に顔を上げる三毛猫。その宝石みたいな色の目で、非難がましく俺を見る。


いやー、でもさ、やっぱり触るだろ、ツンツンするだろ、普通。

そんな無防備にピンクの肉球見せられたら。




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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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